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会場開催(全社協・灘尾ホール)・オンライン(Zoom)同時開催
2023年4月13日
公益財団法人医療科学研究所は、2023年5月20日(土)「創薬力/生産性向上の処方箋:求められる人材と組織の多様性-様々な取り組みの成果と課題-」をテーマに産官学シンポジウム2023を開催いたします。
本シンポジウムは会場開催(全社協・灘尾ホール)とオンラインシステムを使用したWeb配信で同時開催いたします。多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
コロナ禍において革新的なワクチンや治療薬の登場は、医薬品の研究開発におけるイノベーションの重要性を国民に強く印象付けることになった。一方で、日本の製薬企業や日本での研究開発の貢献が比較的小さかったことから、日本における創薬力に疑問が示された。
さらに、抗がん剤など、生命に直接関わる医薬品のドラッグラグ(特に開発の遅れ)の再燃が懸念されるとともに、そもそも欧米市場で承認されている医薬品が日本で承認されていないドラッグロスという課題も指摘されている。
創薬のモダリティが多様化し、さらにDXが創薬に革命を起こしつつある昨今、欧米においてはベンチャー・キャピタリストたちがバイオベンチャーに果敢に投資し、バイオベンチャーはリスクの高い開発に後顧の憂い無くチャレンジし、成果を挙げている。そしてその成果を欧米のビッグ・ファーマが豊富な資源にものを言わせ、DXなども活用しながら迅速な臨床導入をし、世に送り出すという強靭なエコシステムが形成されている。
我が国の製薬産業がこれに伍していき、国民の高い期待に応えていくためには、現在の創薬力ならびに生産性を飛躍的に高める必要があり、その実現に向け、産官学が英知を結集しなければならない。
当シンポジウムでは、創薬力/生産性向上の処方箋として、これまで語られることが少なかった「人材の多様性」、「組織の多様性」に着目した。それらの多様性を持つことで、新たなアイデア、知見を取り込むことができるだけでなく、外部から見た日本の製薬産業の強みを再認識して強化するきっかけにもなりうる。そこで、「人材の多様性」、「組織の多様性」をキーワードとし、創薬力/生産性向上に対する産・官・学それぞれの立場からの先進的な取り組みと成果を紹介し、議論を深めたい。
パネルディスカッション座長
慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授
医療科学研究所理事
中村 洋
座長基調講演 | 慶應義塾大学大学院経営管理研究科教授 | 中村 洋 |
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演者・ パネリスト (発表順) |
京都大学経営管理研究科客員教授/ベンチャー投資家 | 山本康正 |
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科特命教授 | 内田和久 | |
日本医療研究開発機構(AMED) 先進的研究開発戦略センター(SCARDA)プロボスト |
古賀淳一 | |
日本製薬工業協会専務理事 | 森 和彦 | |
中外製薬株式会社上席執行役員 デジタルトランスフォーメーションユニット長 |
志済聡子 |
(敬称略)
本件に関する問い合わせ先
公益財団法人医療科学研究所
事務局 川村・今上
電話:03-5563-1791 E-mail:jimujimu@iken.org