「共同参画」2019年1月号

トピックス3

平成30年度「家族の日フォーラム」開催報告
内閣府 子ども・子育て本部 少子化対策担当

内閣府・宮崎県主催「家族の日フォーラム」

内閣府では、11月の第3日曜日を「家族の日」、その前後各1週間を「家族の週間」と定め、子育てを支える家族や地域の大切さ等についての理解促進を図っています。本年度は11月18日に宮崎県宮崎市MRTミックにおいて、家族の日フォーラムを開催しました。

オープニング

開会にあたり、宮崎県都城市立高城小学校吹奏楽部の皆さんによる演奏が行われ、続いて主催者挨拶として、小野田 壮内閣府子ども・子育て本部統括官の挨拶、続いて、河野 俊嗣 宮崎県知事より挨拶がありました。

基調講演

基調講演では、東北大学 加齢医学研究所 機能画像医学研究分野教授の瀧 靖之氏より「子どもたちの健やかな成長のために 〜子どもの才能を引き出す家族の会話とは〜」と題してご講演いただきました。瀧教授は脳の発達や加齢のメカニズムを解明する研究者として活躍されており、講演では、子供の脳の発達と能力開発について研究結果を元に解説され、特に、運動や楽器演奏が子供の健やかな脳の発達を促進するとお話されました。

また、子供の知的好奇心を育てるコツとしては、図鑑等で仮想と現実を結び付けることや様々なことに触れてみることのほか、何よりも保護者が率先して仕事や趣味等を楽しんでいる姿を見せることが大切だと強調され、会場ではお子様連れの保護者の方が熱心にメモを取る姿が見られました。

キャラクターショー

続いて、宮崎県のご当地ヒーロー「天尊降臨ヒムカイザー」が登場し、子供たちに向けて「家族の日」にちなんだクイズショーを行い、会場が一体となって盛り上がりました。

トークショー

次に、映画「かぞくいろ」監督・𠮷田康弘氏による「家族をテーマにした作品を撮る、映画監督になるまで」と題したトークショーを行いました。

初めに、映画監督を志したきっかけや夢を叶えるまでのエピソードを披露された後、過去に手がけられた映画を映像で振り返りながら、作品で描かれている家族の絆や、子供の夢を後押しするために家族ができること等についてお話されました。

また、トークショーの最後では、監督から会場の子供たちに向けて将来の夢を質問し、監督から応援のメッセージが贈られました。

クロストークセッション

最後に瀧教授と𠮷田監督に再び登壇いただき、「夢を叶えるために〜子どもたちに伝えたいこと〜」と題して本日のまとめとして対談いただきました。お二人のお話に共通することとして、子供たちが夢を叶えるためにも、まず家族や周りの大人たちが生き生きと毎日を楽しんで生きること、その姿を子供たちに見せることが大切だという点を挙げられ、満場の拍手とともに閉会となりました。

[画像:宮崎県都城市立高城小学校吹奏楽部の皆さんによる演奏]
宮崎県都城市立高城小学校吹奏楽部の皆さんによる演奏

[画像:内閣府子ども・子育て本部統括官挨拶]
内閣府子ども・子育て本部統括官挨拶

[画像:宮崎県知事挨拶]
宮崎県知事挨拶

[画像:東北大学 加齢医学研究所 機能画像医学研究分野教授の瀧靖之氏による基調講演]
東北大学 加齢医学研究所 機能画像医学研究分野教授の瀧靖之氏による基調講演

[画像:キャラクターショー]
キャラクターショー

[画像:𠮷田康弘監督によるトークショー]
𠮷田康弘監督によるトークショー

[画像:集合写真]
クロストークセッションの様子


[画像:内閣府男女共同参画局 Gender Equality Bureau Cabinet Office]〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1
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