令和2(2020)年2月5日(水)〜6日(木)、仏・パリのOECD本部において、女性に対する暴力撲滅に関するハイレベル会合が開催されました。日本からは佐藤内閣府男女共同参画局総務課企画官等が参加しました。
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日程及び場所
- 令和2(2020)年2月5日(水)及び6日(木)、パリ(フランス共和国)
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テーマ
- 女性に対する暴力の撲滅
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参加国・機関
- OECD加盟各国及び新興・途上国、企業、大学、NGOなど多数の市民社会組織及び暴力被害からのサバイバー(生還者)
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本会合の概要
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OECD加盟国において、女性に対する暴力が依然として重大な問題であるという認識のもと、OECD加盟国の閣僚及びその他のグローバルリーダーによって、女性に対する暴力の防止、対処、根絶方法についての議論が行われました。また、実際の暴力被害からのサバイバー(生還者)によるスピーチや、現場で活動している市民社会組織からも多数の登壇者があり、各国の官民による活発な議論が行われました。
OECDのグリア事務総長からは、OECDが女性に対する暴力に対処するため、1暴力の規模と根本的な原因を理解するための正確なデータの定期的な収集、2体系的な政府全体の行動、3サバイバーの生活再建のために開発されたサービスの構築、4サバイバーが受ける司法制度等の障壁の確認、5社会文化的環境の変容のための戦略を支援していくとの説明がありました。
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資料
- ・会合風景
- 写真1 写真2