開催報告(※(注記)本セミナーは終了しました)
セミナー日時
2024年2月2日(金)
19:30-20:30
※(注記)終了しました
※(注記)Web会議システム(Teams)を用いて開催いたします。
※(注記)セミナー参加には事前登録が必要です。
申し込み方法
※(注記)本セミナーは終了しました
概要
ITER機構では、新エネルギーである核融合の実用化を目指して多くの職員が力を合わせて働いています。 今回の職員募集セミナーでは、ITERで活躍する日本人職員2名が登壇し、それぞれの職員の仕事内容や仕事に対する想い、また今回はITER職員選考の「選考委員会経験者」ならではの観点で、どのような人材を必要としているか、多くの応募書類を見た時にどのようなCVに惹かれるか、面接でどのような候補者が印象的か、など実体験に基づきながら応募アドバイスに繋がるお話をしていただきます。
現役のITER職員の生の声が聞け、さらにチャットにて質問もできる機会ですので、是非お時間の許す限りご参加ください(途中参加/退場可)!
タイムスケジュール
※(注記)表示時間は日本時間です。
登壇者
岡山克巳さん
エレクトロニクス・半導体製品の開発製造会社、戦略コンサルティング会社勤務を経験後、2009年5月からITER機構にて主としてプロジェクト管理に関わる業務に勤務。現在は建設プロジェクト管理の業務に従事
所属等の情報
小泉徳潔さん
ITERの主要機器の一つであるITER TFコイルの調達をJADAで主導し、その製作技術を確立後、2021年からITER機構に赴任。現在は、Tokamak Programの副リーダーとして、真空容器用サーマルシールドの補修を主導している。
所属等の情報
Q&Aコーナー
参加者から寄せられた質問にお答えします。
年齢層を特定するというよりは、経験年数をイメージしていただいた方が良いと思います。実際にP3〜P4の年齢分類を見ると30代40代の方がボリュームゾーンですが、50代でP3に応募される方もいますし、30代でP4に応募して合格される方もいます。
国のバランスは考慮されます。ただし、応募書類・面接のプロセスを通過する技量に達していないと選考の土俵には乗りません。日本人枠の採用は無く、日本人という理由だけで採用されることはありません。
何名か記憶に残る方はいます。技術的なアピールももちろんだったのですが、面接官の質問に極めて適切に答えていたのと共に、自分の経験と共に「自分だったらこうします」という提案型のプレゼンをされていました。こういった方は非常に良い印象を持っています。
教科書的な記述ではなく、実体験として「何を、どういう立場で行い、どういう結果を出した」ということがわかるように書いていただければと思います。
まず、全応募者に同じ質問をさせていただきます。その上で、回答に時間が掛かりすぎる場合面接者から注意しますが、それでも長い回答を続けてしまうとネガティブに捉えられてしまいます。
一般的にCVとしては2〜3枚、長くても4枚くらいになるかと思います。長すぎると敬遠される可能性があり、CVの最初の方に重要なこと(Core Competenciesなど)を書いて目を引くのがよいかと思います。
能力的に合い、要件を満たしている場合は、性別や地理的な配分を考慮しますが、それ以外に私が機構長と話した際には、Cover Letterに書かれているモチベーション、動機がどのようなものかを見て決めていたケースは過去に何件かあったかと思います。
ガス分野からプラントポジションなど核融合の経験はなく合格している職員はいますので、これは全く問題ないと思います。要は期待されることと自分の経験がどのようにマッチして、どのような貢献ができるかということをアピールしていただくのが重要ではないでしょうか。