ダイラクトーズDilactose

医薬業界医薬品添加剤賦形剤結合剤直打用乳糖直打用賦形剤

用途

独自の流動層造粒法により開発された日本薬局方乳糖水和物(造粒した粉末)です。
直打用賦形剤として有用です。

特長 FEATURE

[フレーム]

圧縮成形性と崩壊性のバランスが良い

撹拌造粒法により製造される直打用乳糖は一般的に圧縮成形性に劣ります。
一方、スプレードライ法により得られる直打用乳糖は圧縮成形性に優れる反面、崩壊性に劣る傾向にあります。これに対して流動層造粒法により製造されるダイラクトーズはそれら両面に優れますので、硬度が高く崩壊の速い錠剤を得ることができます。

混合性、流動性に優れる

ダイラクトーズSおよびFは、主薬との混合性を高めるために粒子径が細かいにもかかわらず、非常に優れた流動性を有しています。これは製法に由来しており、微細な乳糖結晶同士も緻密に造粒されているためです。

保存安定性に優れる

スプレードライ乳糖のように吸湿性が高くありませんので、経時的にケーキングを生じる可能性は極めて低いです。

錠剤物性

【処方】
各賦形剤:ステアリン酸マグネシウム=100 : 1.0

【打錠条件】
剤形:8φ-10R, 200 mg/錠
回転数:50 rpm
打錠圧:6, 8, 10, 12 kN
(結晶乳糖:6, 8, 10 kN, 撹拌造粒品 : 8, 10, 12 kN)

荷姿・包装形態 PACKING FORM

製品	内容量	外装	内装
ダイラクトーズR	30 kg	ポリエチレン容器	ポリエチレン袋
ダイラクトーズS	30 kg	ポリエチレン容器	ポリエチレン袋
ダイラクトーズF	20 kg	段ボール箱	ポリエチレン袋

※(注記)写真はダイラクトーズRです。

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