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IELTSについて
IELTSとは?
International English Language Testing System(IELTS:アイエルツ)は、英語圏への留学・就労・移住等を目指す方の英語力を測る国際的な英語試験です。IELTSは、世界中の大学・教育機関、政府機関、企業等で広く認められており、英語力証明のグローバルスタンダードの一つとして利用されています。
IELTSは、British Council、IDP IELTS、Cambridge University Press & Assessment により共同保有されています。世界140カ国で実施され、年間数百万人が受験しています。
公益財団法人 日本英語検定協会は、日本国内におけるIELTSの実施運営および広報活動を行っています。
IELTSの特徴・メリット
英語力証明のグローバルリーダーであるIELTSには、3つの大きな特徴・メリットがあります。
国際通用性が高い
IELTSは、世界中の12,500以上の機関で受け入れられており、大学・教育機関だけでなく、政府機関、専門機関、企業等でも活用されています。
Face to Face
IELTSのスピーキングテストは、認定試験官との対面式で実施されます。
試験官は、IELTSが定める認定基準を満たし、所定のトレーニングを経たうえで評価を担当します。受験者のスピーキング能力は、定められた評価基準に基づいて判定されます。
高い信頼性と公平性
IELTSはその公平性と高い信頼性、および高品質の基準で、世界中で信頼されています。IELTSは国籍、文化的背景、性別、受験上の配慮の有無にかかわらず、すべての受験者に公平であると認識されています。また、厳格なトレーニングとテストセンターや試験担当者の継続的な監視を通じて、テストが一貫して安全に実施される体制を整えています。
試験内容
IELTSには、主に高等教育機関への進学や専門資格登録等を目的とするIELTS Academicと、英語圏への移住や就労、学位未満の教育・研修等を目的とするIELTS General Trainingがあります。いずれも、リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングの4技能を測定します。
| 測定技能 | 所要時間 | 課題 | 採点方法 | 測定される英語力 |
|---|---|---|---|---|
|
ライティング |
60分 |
全2問 Task1 : 約150語 |
4つの評価基準(質問に適切に答えているか、一貫性はあるか、語彙力、文法力)で採点 |
質問に適切に答える能力、論理的に解答する能力、幅広く正確な語彙・文法を使用する能力が測定される |
|
リーディング |
60分 |
全40問 様々なタイプの問題(選択問題、正誤問題、組み合わせ問題、見出し・主題の選択、文章 ・ 要約・メモ・表・フローチャート・図表の穴埋め、記述式問題)が出題 |
正答1問につき1点の40点満点で、得点はバンドスコアに換算 |
文章の要点や趣旨、詳細を把握する力、言外の意味を読み取る力、筆者の意図や姿勢・目的を理解する力、議論の展開についていく力など幅広いリーディング力が測定される |
|
リスニング |
約30分 |
全40問 様々なタイプの問題(選択問題、組み合わせ問題、計画 ・ 地図 ・ 図表の分類、用紙 ・ メモ ・ 表 ・ フローチャートの穴埋め、要約 ・ 文章完成、記述式問題)が出題 |
正答1問につき1点の40点満点で、得点はバンドスコアに換算 |
話の要点や特定の情報を聞き取る能力、話者の意図や姿勢・目的を理解する力、議論の展開についていく力など幅広いリスニング力が測定される |
|
スピーキング |
11分〜 |
全3パート Part 1: 自己紹介、Part 2 : スピーチ、Part 3 : ディスカッション ※(注記)面接官と受験者の1対1のインタビュー形式で会話の内容は録音 |
4つの評価基準(流暢さと一貫性、語彙力、文法力、発音)で採点 |
質問に答えながら、日常の話題や出来事について情報を伝え、意見を述べるコミュニケーション能力、与えられたトピックに関して適切な言葉遣いと一貫性を持って、ある程度の長さのスピーチをする能力、説得力のある意見を述べ、物事を分析・議論・推測する能力などが測定される |
スコアとレベルの目安
テスト結果は1.0から9.0(0.5刻み)のバンドスコアで示されます。合格、不合格はなく、スコアの有効期限は試験日から2年間です。リスニング・リーディング・ライティング・スピーキングのパートごとの英語力がバンドスコアで示される他に、総合評価としてオーバーオール・バンド・スコアが与えられます。
入学・受入条件は機関によって異なりますので、希望する機関の必要要件を確認することが必要です。
バンド別の能力表記
| バンド | 名称 | 能力の説明 |
|---|---|---|
| 9 |
エキスパートユーザー |
英語を自由自在に使いこなす能力を有する。適切、正確、流暢、完全な理解力もある。 |
| 8 |
非常に優秀なユーザー |
不正確さや不適切さがみられるが、英語を自由自在に使いこなす能力を有している。慣れない状況下では誤解が生ずる可能性もある。込み入った議論にも対応できる。 |
| 7 |
優秀なユーザー |
不正確さや不適切さがみられ、また状況によっては誤解が生ずる可能性もあるが、英語を使いこなす能力を有する。複雑な言葉遣いにも概ね対応でき、詳細な論理を理解できる。 |
| 6 |
有能なユーザー |
不正確さ、不適切さ、誤解もみられるが、概ね効果的に英語を使いこなす能力を有する。特に、慣れた状況下では、かなり複雑な言葉遣いの使用と理解ができる。 |
| 5 |
中程度のユーザー |
不完全だが英語を使う能力を有しており、ほとんどの状況でおおまかな意味を把握することができる。ただし、間違いを犯すことも多い。自身の専門分野では、基本的なコミュニケーションを取ることが可能。 |
| 4 |
限定的なユーザー |
慣れた状況においてのみ、基本的能力を発揮できる。理解力、表現力の問題が頻繁にみられる。複雑な言葉遣いはできない。 |
| 3 |
非常に限定的なユーザー |
非常に慣れた状況において、一般的な意味のみを伝え、理解することができる。コミュニケーションの断絶が頻発する。 |
| 2 |
散発的ユーザー |
慣れた状況下で、その場の必要性に対処するため、極めて基本的な情報を片言で伝える以外、現実的なコミュニケーションをとることは不可能。英語の会話や文章を理解することは困難である。 |
| 1 |
非ユーザー |
単語の羅列のみで、基本的に英語を使用する能力を有していない。 |
| 0 |
試験放棄 |
必要情報が提供されていない。 |
他の資格・検定試験とCEFRとの比較対照表
| CEFR | IELTS | 英検 | TEAP | TEAP CBT | TOEFL iBT |
|---|---|---|---|---|---|
| C2 | 9.0-8.5 | ー | ー | ー | ー |
| C1 | 8.0-7.0 | 1級 | 400-375 | 800 | 120-95 |
| B2 | 6.5-5.5 | 準1級 | 374-309 | 795-600 | 94-72 |
| B1 | 5.0-4.0 | 2級 | 308-225 | 595-420 | 71-42 |
| A2 | ー | 準2級プラス 準2級 |
224-135 | 415-235 | ー |
| A1 | ー | 3級 | ー | ー | ー |
- CEFRとは、Common European Framework of Reference for Languages(ヨーロッパ言語共通参照枠)の略。語学のコミュニケーション能力別のレベルを示す国際標準規格で6つのレベルが設定されています。
- 文部科学省ウェブサイト https://www.mext.go.jp/、英検ウェブサイト https://www.eiken.or.jp/ より抜粋。最新情報は左記URLよりご確認ください。