ミーティングに参加して
結婚してからずっと夫のお酒の問題に悩まされ、何とかしようとあらゆることをしたにもかかわらず同じことが繰り返され、どうにもなりませんでした。
私は悪くないと思うことで自分を保ちたくても、不安で常に心が揺れ動き自分の存在価値が見いだせず孤独でした。そして誰かに「あなたは正しいよ」と言ってほしくてアラノンに通うようになりました。最初は何も話せませんでしたが、次に参加したときにはそこに座っただけで溢れるほど涙がこぼれ落ちました。そこでは「あなたは正しいよ」と言ってもらうことはありませんでしたが、同じ経験をした人と触れ合い、かかわることで一人ぼっちではないと思えるようになりました。どう生きていいのかわかりませんでしたが、アラノンにはプログラムがありました。ものの見方と態度を変えることを時間をかけて学び、だんだんに安心感をもてるようになっていきました。気がつくと夫は回復への道を歩み始め、結婚生活を立て直すことに取り組むという奇跡が与えられました。
(アラノン 女性)
私は20代の始めに自分がアダルトチルドレン(AC)であることを知りました。それまで、友達と一緒にいてもなぜか寂しく、人の中で楽しむことが苦手で、自分は人とどこかが違うと感じていましたが、理由はわかりませんでした。友人に話しても「考えすぎ」と言われてしまうのですが、その違和感はどうしても消せませんでした。けれどもアラノングループに参加したとき、初めて「こんなにたくさん自分と似た人がいるんだ」と思いました。一緒にいるだけで共感し合える感じがして、本当に仲間と呼べる友人と出会ったように思いました。その仲間たちの中では心を開くことができ、自分の寂しさや悲しみを受け取れるようになりました。そして仲間たちが、自分の欠点を変えていこうとする姿にも出会い、「人間て強いんだな」と思いました。自分と仲間を受け入れられたことは、人間関係の変化につながり、喜びと希望につながりました。
(アラノンAC 女性)
セミナーに参加して
- 第60回アラノンセミナーに参加して(横浜市 かながわ労働プラザにて 2025年6月14日)
- 「自分の言いたいことばかり話すのは愛ではない」
「コントロールしようとすることは悪である」ということが改めてわかりました。
どちらもずっと夫にしてきたことでした。
これからは人の話は最後まできいて他人をコントロールせずに自分自身を整えることに集中していきたいです。
- (女性 50代)
- 第60回アラノンセミナーに参加して(横浜市 かながわ労働プラザにて 2025年6月14日)
- 今日、初めて参加させて頂き、大変勉強になりました。とりわけ、ミーティングでは自分の言いたいことを言い放すだけでは決して十分とは言えず、自らの知的成長と霊的な成長を促すことが大切であること、そのために12のステップがあることなど、アルコール依存症の問題を越えた、人間としてどうあるべきか、人間としてどう生きるべきかを問われているような気がしました。自分はどこまで覚悟ができてアラノンに参加しているか、改めて考える良い機会となりました。
- (男性 50代)
- 第60回アラノンセミナーに参加して(横浜市 かながわ労働プラザにて 2025年6月14日)
- 何とか依存症を回復させたい、死へ一歩一歩近づいて行く息子を死の方向からUターンして欲しい、生きていて欲しいという思いでいっぱいで、自分の思い、とらわれから手が離せず神に預ける事ができず、かたくなにこぶしを握りしめ、神様助けて下さいと言う私でした。が、ステップを歩み、ミーティングで分かち合ってもらい、仲間に寄り添っていただいている内に、少しずつ少しずつ変えられて行きました。死の方向へ向いている息子から、お母さん変わったね、我を張らなくなったねと言われ、びっくりしました。そして天へ旅立って行きましたが、すべて愛の内に起こった出来事だと思いました。そして息子が死に至ることが絶望だと思っていた私は変えられていました。条件付きの愛ではなく、ただただ愛の中に居させて頂いている事を知りました。ステップはまだまだ歩めていないとステップ1に戻る私ですが、良くても悪くてもいつも幸せで居られるのは、ステップに生きる事と感謝です。
- (女性 60代)
アラノンセミナーはアラノンのミーティングに参加されている全国のメンバーのための集まりです。
10歳代〜80歳代まで、幅広い年代の男女が参加しています。