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本機構(KEK)の計算科学センター(以下「センター」といいます)では、 計算機およびネットワークに関する様々なサービスを提供しています。 ここでは、初めてセンターを利用される方々のために、 センターのサービスの概要と、 これらを利用するために必要な諸手続きについて簡単に説明いたします。
(注)この文書は http://ccwww.kek.jp/kek/cc/general/guide/ です。
目次
センターでは、スーパーコンピュータからワークステーションや PC ファームにいたる各種計算機システムを運用しています。 これらの計算機システムを利用するには、まず利用の申請を行ない、センターから利用の許可を得ることが必要です。 利用の申請を行なうための用紙は、 以下に特に断りがない限り、すべてセンター事務室にありますので直接取りに来るか、 郵送を事務室に依頼してください。 またセンターの WEB ページからも取得できます。
当システムは、 本機構職員および共同利用者等を利用対象とした UNIX サーバ・システムです。 システムは、ログイン・サーバ、計算サーバ等のサーバ機能を分散したシステムになっており、 これらが内部ネットワークにより相互に接続されています。 大容量記憶装置として、テープ・ライブラリ装置を有しており、 階層化記憶システム(HPSS)の採用により、 大量のデータ処理をスムーズに行なうことができます。 利用するには、 各研究グループの利用許可を得たのち、 各研究グループの管理者を通じて、利用申請書をセンター事務室に提出します。
当システムは、大型シミュレーション研究のためのスーパーコンピュータ・システムです。 大規模な数値シミュレ−ションの計算に使用します。 それぞれが 12GFlops のピーク性能をもつノードを、高速ネットワークを通じて 100 台接続したシステムです。 システム全体での理論ピーク性能は 1200GFlops で、主記憶として 448GB を持ちます。 その性能を最大限に引き出すには、 疑似ベクトル化、要素並列化およびノード間並列化の技術を駆使した効率のよいプログラムを書く必要があります。 このシステムにも、膨大な計算結果を保存するためのテープ・ライブラリ装置が設置されています。
利用するには、 大型シミュレーション研究公募に応募願います。 詳しくは、 大型シミュレーション公募要項 をお読みください。 (平成17年度の公募は締め切りました。次の公募に応募するための テスト課題(1ノード300時間まで)を申請することは 可能です。)
システムの運用等については 当システムのホーム・ページ で案内しております。
採択が決まった場合、当該システムの利用に関する手続きは、 センター事務室 で行ないます。
当システムは、 Bファクトリー実験のデータ蓄積、解析ための専用の分散型計算機システムです。 システムは UNIX サーバ型ワークステーションを中心に構成されており、 共通データ解析システムと同様のテープ・ライブラリ装置が、 Bファクトリー実験の大量のデータを記録するために用意されています。 この計算機システムの利用は、原則としてBファクトリー実験の関係者に限られています。利用に際しては、例えば Belle グループの計算機関係責任者など使用許可権限者の許可を得た後、 利用申請書をセンター事務室に提出します。
当システムは、旧原子核物理計算システムの利用者のために、 日常的な計算機を利用するための機能(メール・クライアント機能、外部ログイン機能、ファイル・サーバ機能など) を提供し、サービスを行なっております。 利用するには、各研究グループの利用許可を得たのち、各研究グループの担当者を通じて、 利用申請書をセンター事務室に提出します。
当システムは、物質構造科学研究所の職員およびその共同利用者のために、 同研究所放射光研究施設に設置されているシステムです。 汎用計算サーバと制御プロセス用サーバから構成されています。 利用するには、同研究所内各研究系の計算機利用委員を通じて、 所定の課題申請書 をシステム運用担当者に提出します。 (用紙は システム運用担当者 から取得します。)
当システムでは IMAP サーバ、POP サーバおよび SMTP サーバが利用でき、 これにより電子メールを受信し送信することができます。 システムにログインすることはできません。 利用できるのは本機構の職員、職員に準ずる人、および共通データ解析システムと 原子核物理情報システムの利用者等です。
またあるテーマについてグループで議論したり相互に情報交換を行なうための仕掛け、いわゆるメーリング・リストを、 利用者からの申請に基づき開設するサービス [機構外からはクリック無効] も提供しています。 メーリング・リストの開設を申請できるのは、 本機構職員で当システムにアカウントを有する人です。
さらに当システムでは、本機構の 「統一電子メール・アドレス」サービス [機構外からはクリック無効] も提供しています。 当システムやその他のシステムで電子メールを 受信できるようになったら、 その電子メール・アドレスを使って、 「統一電子メール・アドレス」 と呼ばれる、これとは独立のメール・アドレスを取得することができます。 例えば現在使用中のメール・アドレスが tsukuba@post.kek.jp である人の場合、 氏名が筑波太郎であれば、 その統一メール・アドレスは taro.tsukuba@kek.jp のようなものとなり、 taro.tsukuba@kek.jp 宛に送信されてきたメールが自動的に tsukuba@post.kek.jp へ転送されるようにすることができます。 転送先のアドレス tsukuba@post.kek.jp は、随時他のアドレスに 変更 [機構外からはクリック無効] できます。 統一電子メール・アドレスを取得できるのは本機構職員です。 当システムのアカウント申請と同時にその取得を申請します。
このシステムの提供する上記サービスを利用するには、いずれも 利用申請書をセンター事務室に提出します。
当システムは、ユーザ単位またはプロジェクト単位で、研究情報や業務情報を機構内外に公表するためのシステムです。 情報を発信するためのホストと情報を更新するためのホストの二つの計算機から構成されており、 利用者はファイアウォールの中にある後者の計算機にのみ情報をアップロードできます。 更新された後者の情報は自動的にファイアウォールの DMZ 内にある前者の計算機にミラーされます。 センターが運用する各種計算機システムにアカウントを持っている方、および職員録に記載されている方なら誰でも利用できます。 利用にあたっては、利用申請書をセンター事務室に提出します。
当システムは、国際会議等を主催する際、 会議の参加申込受付や発表受付などの手続きに Web を利用する方式をとることにより、 その会議の会議情報を管理する主催者側の作業を容易にすることを目的としています。 システムの構造は研究情報 WEB システムと同じで二つの計算機から構成されており、 利用者はファイアウォール内の計算機にアクセスして作業を行ないます。 当システムを利用するには、本機構職員が所属グループの責任者の許可を得た上で利用申請書をセンター事務室に提出します
本機構の Web ホーム・ページは http://www.kek.jp/ です。 ここで「研究者向けページ」をクリックすることにより、本機構に関する各種情報が得られます。 センターは当サーバをそのコンテンツを除き管理しています。
さらに、構造解析用 ANSYS ライセンス・サーバ(astage01)、時刻同期サーバ(ntp01/02/03)、 プリント・サーバ(ccprtsrv)、UNIX ワークステーション等のためのファイル・サーバ(fs)、 Linux サポート・サーバ(reflx1)、 StarSuite ダウンロード・サーバ(dls)などがあります。
ANSYS の利用についてはセンターの担当者に直接申しこんでください。 時刻同期サーバは ntp プロトコルによる ワークステーションや PC の時刻合わせに自由にご利用ください。 プリント・サーバは、 自分および自分の周りのプリンタ環境の整備にご利用ください。
ファイル・サーバ、Linux サポート・サーバ、StarSuite ダウンロード・サーバについては後の関連した部分で触れます。
センターが現在行なっているネットワーク・サービスは、 機構 LAN [PPT] 、 構外 WAN(いわゆる HEPnet-J) [PPT] 、 自宅からの電話回線によるアクセス、VPN を利用したアクセス、 および TV 会議システムに大きく分類されます。
本機構のローカルエリア・ネットワークは、 20個前後の「ネットワーク・クラスタ」と称する、VLAN (Virtual LAN) を使ったサブネットワークで構成されています。 内1個は DMZ クラスタ(非武装地帯)です。 この機構ネットワークに新たに機器を接続したい時は、 接続個所のネットワーク・クラスタを管理しているネットワーク・クラスタ管理者に接続申請を行なってください。 具体的には、申請用紙を WWW ブラウザで http://www-nwg.kek.jp/lan/ [機構外からはクリック無効] から取り寄せ、 それに所要事項を書き込んで電子メールで XX-mgr@kek.jp へ送ります。 ここで XX は、FP、AT など、そのネットワーク・クラスタの名前です。 接続申請書には、接続する機器の「MAC アドレス」を記入する必要があります。
機器を機構 LAN に接続するには、 IP アドレス [機構外からはクリック無効] 等を取得する必要がありますが、 上記の申請を行なうことによりこれらが付与され、 本機構の DNS サーバに登録されます。
AppleTalk についても、新たに機器を接続する際は、 各ネットワーク・クラスタ管理者に連絡してください。
各大学・研究機関に新たに HEPnet-J の回線を引くには、 その回線の費用を本機構の実験費で支払えることが条件となります。 また可能な接続方法等について、 各グループの会計責任者やセンターのネットワーク・グループと打ち合せをし、 ネットワーク専門委員会の承認を得る必要があります。 センターのネットワーク・グループにご相談ください。
本機構職員、職員に準ずる方、および共同利用者は、自宅から電話回線等を経由して、 本機構の計算機にアクセスすることができます。 利用者の所属が本機構である場合(特別共同利用研究員、総研大大学院生、学振研究員、 受託・協力研究員等を含む)は、 コレクトコール方式を指定することができます。 その他の場合はこれらを指定することはできず、 回線料は利用者側の負担となります。
いずれの場合も「電話回線アクセス・ユーザ登録申請書」をセンター事務室に提出してください。
リモート・アクセス VPN (Virtual Private Network) を利用した暗号化通信により、 機構ネットワークに機構外部からアクセスすることができます。 本機構の職員、職員に準ずる方、および共同利用者の方々が利用できます。 利用するには「 VPN 接続アカウント登録申請書 」をセンター事務室に提出してください。
3号館4階会議室(425室)にテレビ会議システムが設置されており、 国内外を相手とするテレビ会議が可能となっています。 利用資格は、本機構の予算で通信費が支払い可能であることと、 テレビ会議システム利用のための講習会を受講していることです。 講習会を受講できなかった人のためにビデオ・テープを用意していますので、 必要な人はセンター事務室にご連絡ください。
センターでは、 ユーザの方々のために多数の端末とプリンタを用意しています。 これらは共通データ解析システムまたは原子核物理情報システムで運用されています。 100 台余の端末、 14 台のモノクロ・プリンタ、12 台のカラー・プリンタ がセンターの第1オープン利用室および機構内の各共用スペースに設置してあります。
この他に Bファクトリー計算機の端末約 70 台、 プリンタ約 20 台が機構内の各関係個所に設置されています。
センターでは本機構内各研究所・施設のボランティアの協力を得て、 本機構内の Unix ワークステーションを管理している人達、 および Linux システムを管理している人達を支援する活動を行なっています。
またこの Root では、数式処理プログラム Mathematica、 Solaris 用プログラム開発環境、 および統合オフィス・ツール StarSuite の本機構におけるサイトライセンスを取得し、運用しています。 これらのサイトライセンスの利用法については次節 5. を参照ください。
Unix ワークステーションで支援の対象となる機種は HP/HP-UX、 Sun/Solaris です。 サポートの内容は主として技術情報の提供と、 技術上の質問・相談に回答することです。 またフリーソフトウェア等の各機種用バイナリをセンターのファイル・サーバ(fs.kek.jp)に置き、 これをユーザのワークステーションから NFS マウントすることにより直ちにこれらのソフトウェアを使用できるようにしています。 詳しくは ftp://ftp.kek.jp/kek/Root/wsdoc/ にある WEB ページを参照してください。
2002年4月から(試行は2001年11月から)、Linux の利用者に対しても前項と同様の支援活動を実施しています。 自分の PC 上に Linux を走らせる場合、 システムのインストールのやり方やプログラムの使い方が分からなくて困った時は、 http://reflx1.kek.jp/ [機構外からはクリック無効] を開いて、Q&A集などを探索してみてください。 また電子メールによる問い合わせもできます。 詳しくは http://ccwww.kek.jp/kek/root/linux-support/ をご覧ください。
本機構では Mathematica の教育機関向けサイトライセンスを取得しています。 Mathematica のバイナリが実行できるのであれば、 どの機種においても使用することができます。 現在本機構で Mathematica 実行のために使われている機種は HP-UX、Solaris、Tru64 UNIX、IRIX、Linux、MacOS、Windows (Intel) です。 Mathematica をインストールできるのは、 本機構の管理下にある計算機に限られます。 利用申請の方法等については http://ccwww.kek.jp/kek/root/mathematica/ [機構外からはクリック無効] を参照してください。
2004年4月からは、機構職員に限り、家庭に設置した計算機にも Mathematica をインストールし、 家庭でも利用できるようになっています。 http://ccwww.kek.jp/kek/root/mathematica/home-use/ [機構外からはクリック無効] をご覧ください。
本機構では、Gaussian 98 (Rev.A.9)のサイトライセンスを取得しています。 サポートされているプラット・フォームと OS は、 HP/Compaq Alpha (Tru64 UNIX)、 HP/Compaq Alpha Linux (Red Hat)、 HP Workstation, Server (HP-UX)、 Hitachi SR8000 (HI-UX/MPP)、 IBM RS/6000 (AIX)、 Intel Liunx (Red Hat 6.1)、 SGI 全製品 (IRIX)、 SUN UltraSparc (Solaris) 等です。 Gaussian 98 をインストールできるのは、 本機構の管理下にある計算機に限られています。 詳しくは、 consult@kek.jp に問い合わせてください。
構造解析プログラム ANSYS が利用できます。 利用希望の場合はセンター担当者に申し込んでください。 UNIX、Linux、Windows で利用できます。
また Solaris 用プログラム開発環境のサイトライセンス、 および統合オフィス・ツール StarSuite 7 のサイトライセンス [機構外からはクリック無効] を取得しています。
セキュリティ上安全なログインを可能にするものとして Secure Shell プロトコル [機構外からはクリック無効] がありますが、この一つの実装として、 フリーソフトウェアの OpenSSH があります。 現在サーバおよび UNIX/Linux 用クライアントには、この OpenSSH が広く使われています。 また日本語サポートの Windows 用クライアントも、これとは別のフリーソフトウェアとして存在します。 http://ccwww.kek.jp/cn-security/docs/sshsoft.html [機構外からはクリック無効] に実装プログラムの一覧がありますのでご覧ください。
いわゆる CERN ライブラリ (CERN で開発されたプログラム・ライブラリ)については、 誰でも、 (一部を除き)GNU General Public License 順守を条件に、 使用と再配布ができます。 CERN ライブラリの移植を行ないたい場合は、直接 配布元 からソースまたはバイナリを取得してください。
ユーザに対するセンターからの広報は、 随時「KEK Computing Newsletter」を発行することで行ないます。 この速報は機構内の主要な掲示板等に掲示されますが、 電子メールで個人的に配布を受けることもできます。 メールで受け取りたい人は、メールを受け取る計算機から kekcc-newsletter-ctl@ml.post.kek.jp 宛に、
subscribe 自分の名前という1行を本文に書いたメールを送ります。 「自分の名前」は Taro Tsukuba のように自分の姓名を書きます。 また登録されるアドレスはこのメールの From: 行から決まります。 一度アドレスが登録されると、その後発行される速報は、 自動的にそのアドレスに送られるようになります。
また下記の URL で、速報をそのバックナンバーを含めて参照することができます。
http://ftp.kek.jp/~ccnl/index-n.html
ftp://ftp.kek.jp/kek/kekcc-newsletter/
やむを得ない事情でこの速報の郵送による配布を希望される場合、
またはこの速報の紙版バックナンバーを入手希望の場合は、
センター事務室にお申し出ください。
また現在すでに郵送で受け取っている方で電子メール環境をお持ちの方は、
できるだけ電子メールでこの速報を受け取るよう、ご協力をお願いします。
郵送配布を取り消すにもやはり
センター事務室にご連絡ください。
郵送料および人件費等の経費節減にご協力ください。
センターが運用する各計算機システムおよびネットワークの稼働状況を、随時 WEB 上に表示 [機構外からはクリック無効] しています。 何か異常を感じたときなど、この WEB ページを見てみてください。
センターの Web トップ・ページは、 http://ccwww.kek.jp/ccsupport/index.html です。ここに各種情報へのポインタが集約されています。
センターでは、各計算機システムおよびネットワークの利用に関する質問、 障害の報告、運用に関する要望等の各種相談を電子メールまたは電話で受け付けています。 相談は、内容的に、 スーパーコンピュータ等の専用の計算機やシステムに関する特定的な相談、 およびネットワークを含むその他の計算機資源に関する一般的な相談とに大きく分類さ れます。 まず一般的な相談について述べます。
センター管轄の計算機およびネットワークに関する相談をセンターの「運用管理室」で受け付けています。 センターにおける最も一般的な問い合わせ窓口です。 ただしセンター管轄の計算機の中でスーパーコンピュータ、Bファクトリー計算機、放射光計算機 に関する相談については、この節ではなく次節以降の記述に従ってください。 共通データ解析システム、 原子核物理情報システム、 電子メール・システム 等に関する相談についてはこの節の記述に従って頂きます。 相談は電子メールおよび電話を使って行ないます。 電子メールの送り先は
consult@kek.jpです。
相談対象となっている計算機資源(センターで管轄しているシステムについてはグループ名も)および 相談内容をできるだけ詳しく書いて送ってください。 またその際、氏名、所属、連絡先電話番号、回答の送り先(電子メール・アドレス) を必ず併記してください。
センターで管轄している計算機システムのオペレーティング・システムは UNIX です。 UNIX の基本的な使い方は市販の参考書等で勉強するようにし、 利用者相談にこれらに関する質問等を持ち込むことはできるだけ避けてください。
メールの受付は常時行なわれていますが、 受け付けた相談の処理は月曜日から金曜日の業務時間内に行なわれます。
月曜日から金曜日の 9:30 から 11:30 までと、13:30 から16:30 までは、 PHS 電話(2800)でも相談を受け付けています。 ただし、できるだけ電子メールをお使いください。
センターでは上記の他、 スーパーコンピュータ、Bファクトリー計算機、 放射光計算機等の専用的なシステム、および前記 Root(ワークステーション管理者サポート)の活動等のために、 次のような電子メール・アドレスを設け、特定の利用者相談を受け付け、 回答しています。
これらにおいては、最初の3つのアドレスを除き、 機構内ボランティアとセンター職員とが協力してユーザの質問等を処理しています。 さらに hp/sun/linux-consult においては、 各システム提供会社のサポート技術者およびセンターが依頼するサポート会社の技術者もユーザからの質問等に対応しています。
また次のような、ワークステーション等に関するユーザ相互の情報交換のためのメール・アドレスがあります。
これらはいわゆるメーリング・リストで、 これらに参加するには、 前述の「KEK Computing Newsletter」の自動配布登録の場合と同様にします。 すなわち、例えばリスト hp-users@ml.post.kek.jp に自分を登録したいのであれば、 hp-users-ctl@ml.post.kek.jp 宛に、
subscribe 自分の名前という内容のメールを送ります。 この登録のためのメールを間違って hp-users@ml.post.kek.jp 宛に送らないようにします。 登録されるメール・アドレスはこのメールの From: 行で決まります。 以後自動的に他の人達の議論のメールが自分宛に送られて来るようになり、 また逆にそのリストへの自分の投稿が全登録者に自動配布されます。 ただしこれらにおいては、質問を投稿すれば誰かが必ず回答してくれる、 というわけではありません。 またこれらのリストに投稿するには、まずそのリストに自分を登録しリスト のメンバーになる必要があります。
これらのメーリング・リストは、対応する consult グループ、例えばリスト hp-users@ml.post.kek.jp の場合はアドレス hp-consult@ml.post.kek.jp のグループからのセキュリティ情報等の送付先となりますので、できるだけ自分を登録するようにしてください。
同様のメーリング・リストとして他に、 自宅から本機構の計算機を使うユーザのために
jitaku@kek.jp (自宅からのアクセスに関する情報交換)があります。ただしこのメーリング・リストへの登録については、 登録方法が上記と異なります。 別の文書 [機構外からはクリック無効] を参照ください。
他に、vpn-ml@ml.post.kek.jp、dmz-users@kekux.kek.jp などのリストがあります。 ただしこれらは上記のような自由登録型のリストではありません。
計算機等を利用中にシステムの障害に気づき、当センターと緊急に連絡を取りたい場合は、 運用管理室(電話 5770)に電話をかけてください。 週末や夜間は機構内の担当者が不在となりますが、 この時間帯は電話は機構外の「遠隔監視センター」の方へ自動的に接続されます。 接続にやや時間を要しますがそのまま待ち、接続完了後、 自分の氏名、所属、連絡先を述べ、用件を伝えてください。 緊急に対策を必要とすること以外は、翌営業日の対応になることをご了承ください。
障害の連絡をなさる前に、一度 WEB 上で当該システムの 稼働状況 [機構外からはクリック無効] を確認してください。
センター管轄の計算機に限らず、 機構内で計算機をネットワークに接続して使用する場合、 その計算機の管理者および利用者双方とも、 セキュリティに十分注意しなければなりません。
機構のセキュリティのページを参照し、 そこに掲載されている「情報セキュリティポリシー」 および「情報セキュリティポリシー実施手順書」にしたがってください。 http://ccwww.kek.jp/ccsupport/security/ に、具体的なセキュリティ関連情報へのポインタが集約されています。 例えば、自分の PC がウィルスに汚染された場合は、 「不正アクセス被害届」 [機構外からはクリック無効] をセンターに提出しなければなりません。
特にコンピュータ・ウィルスやワームについては、その 対策ソフトウェア [機構外からはクリック無効] のライセンスをセンターで一括購入しています。 各自の PC のセキュリティ確保のため、これをインストールすることを強くお勧めします。
また Red Hat Linux 用のセキュリティ対策パッチ [機構外からはクリック無効] も、センターで一括購入し、希望者に配布しています。