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大盛況だった駒場1年生向け理学部ガイダンス

教務委員長 久保 健雄(生物科学専攻 教授)

図1

教員・理学部生・大学院生との懇談会の様子

2014年12月 18日(木)の18:10〜20:30に,駒場キャンパス900番講堂において,駒場1年生向け理学部ガイダンスが開催された。幸い,ここ数年では最大の参加者(400名弱)であった。

パネルディスカッションでは次期総長予定者である五神真研究科長のご挨拶に続いて,筆者から理学部の全体説明,小澤岳昌キャリア支援室長から各学科・専攻の進路・就職状況のご説明があった。次いで,横山広美広報副室長の司会で李埈穆さん(生物化学科4年),西村優里さん(物理学専攻博士1年),田主 陽さん(化学専攻修士1年),高橋聡助教(地球惑星環境学科)から「なぜ私は理学を選んだか」についての,たいへん上手で面白い講演があった。学生の皆さんは,「どの学部でも良いので,『何をやりたいか』を第一に進学先を検討してください!」「どの学部・学科に行っても何とかなります!」と,必ずしも理学部のガイダンスでなくても良いような檄を飛ばされ,自由で合理的な理学部精神(?)を垣間見た思いであった。高橋助教は地質学に関するたいへん興味深い研究成果と,自身の興味を伸ばす重要性を説いた。10学科のパネリストによるパネルディスカッションでは,「周りは皆,猛者ばかりです(西村さん)。」「周りの人が全員優秀だと困りませんか(会場)?」「何か1つ,武器を持てば世界で勝てます(高橋助教)!」など,ユーモアに富み,かつ真剣な質疑応答がなされた。教員・理学部生・大学院生との懇談会では菓子や飲み物も用意され,夜遅くまで懇談が続けられた。

来年,今回の学生さんの多くが理学部に進学して下さることを願っている。

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