駒場1年生向け理学部ガイダンス -なぜ私は理学を選んだか-
教務委員会 委員長 久保 健雄(生物科学専攻 教授)
10学科からのパネラーとガイダンスを聞く駒場生たち
2012年12月6日(木)に駒場キャンパスにて,教務委員会・広報室共催の「理学部ガイダンス@駒場」が実施された。第一部(18:10〜,1313番教室)は「ガイダンス・パネルディスカッション」,第二部(19:40〜,1311〜1313番教室)は学科ごとにブースを設けての「教員・理学部生・大学院生との懇親会」という構成である。会場入口では今年度に出版された「リガクル」と「リガクルMap」,各学科の栞が配布された。幸い,来場者は300人はあったかと思われる盛況で会場は満席になった。相原博昭 理学部長の挨拶の後,教務委員会委員長の筆者が理学部紹介を行い,その後,豊島有さん(生物化学専攻特任研究員),井上志保里さん(地球惑星科学専攻博士2年),澁谷亮輔さん(地球惑星科学専攻修士1年),大橋郁さん(生物情報科学科4年)による学科と,ご本人の研究紹介がなされた。次いで横山広美 広報副室長の司会で,残り6学科からの代表(学部学生から助教までの方)を加えた10名によるパネルディスカッションが行なわれた。4名の講演はどれも素晴らしく,またパネルディスカッションでは「各学科の大変なところは?」「人類はいつまで存続できると思うか?」などの会場からの質問に対し,名答,大喜利のような迷答 (?) も続出し,会場を大いに沸かせた。懇親会では多数の参加者が熱心に質疑応答を行った。来年度には,今回の参加者の中から多くの熱意ある学生が理学部へと進学してくれることを願っている。