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盛況におわった理学部公開講演会

第17回実行委員長 関根 俊一(生物化学専攻 講師)

図1

安田講堂を埋めつくすほどの盛況ぶり

去る2010年4月25日(日),第17回東京大学理学部公開講演会「理学がとらえる太陽と資源,エネルギー」が本郷キャンパス安田講堂にて開催された。今回は,太陽や資源・エネルギーといった昨今重要なテーマに関わりの深い理学部の研究者を招き,理学的な視点からそれらについて語ってもらうという趣旨で企画した。今回も会場はほぼ満席,およそ800人の聴衆にご来場いただいた。

山形俊男研究科長による挨拶に続き,柴橋博資教授(天文学専攻)による「われらが太陽」,寺島一郎教授(生物科学専攻)による「葉はなぜ黒くないのだろうか 光合成工場としての葉を解剖する」,松本良教授(地球惑星科学研究科)による「メタンハイドレートに非在来型エネルギー資源の可能性を探る」の3講演が行われた。3氏の講演はいずれもユーモアたっぷりでわかりやすく,聴衆も満足していただけたと思う。また,講演終了後の歓談会にも多くの人が参加し,教授陣との会話を楽しんでいたようだ。この歓談会の人気もこのところの来場者数の増加の要因としてあげられるだろう。公開講演会を楽しみに毎回足を運んでくれる方も多く,心強いかぎりである。最後になるが,今回も準備・実行に尽力してくれた職員および学生の皆さんにこの場をかりて謝意を表したい。

次回第18回公開講演会は,2010年11月7日に同会場で開催の予定である。

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