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保護者がポイント! 女子中高生への進学アピール

横山 広美(広報・科学コミュニケーション 准教授)

図1

女子中高生にもっと積極的に理系を目指してもらおうという活動は,政府の方針もあり,ここ数年,多くの大学で活発に続いている。こうした流れの中で,私自身はただ単に人数を増やすためではなく,女子中高生や保護者の方の理系進学への敷居を低くし選択の幅を広げることに興味があった。これは進学のさいに,周囲の理解を得ることが難しかった経験にもとづく。保護者や高校の先生方に対して,女性が理系に進学した後の状況や進路を紹介する情報が少なく,それによって不安が募っていたのではないか。悪い点も含めて良い点を積極的に公開していくべきではないか。こうした考えのもと,この一年間,女子中高生はもちろん,保護者の方や先生をも対象にした理系進路支援の活動を行うことにした。何度目かの応募の末,科学技術振興財団の女子中高生の理系進路選択支援事業に採択され,東京大学7つの部局(理学系研究科,工学系研究科,数理科学研究科,海洋研究所,地震研究所,宇宙線研究所,数物連携宇宙研究機構)が連携してイベントを開催した。2009年12月13日(日)には,総括シンポジウムを行い,女性の先輩方がどのような考えで進路を選び,人生を歩んでいるのかを紹介することができた。

この一年間の活動を通して,女子中高生から,女子ならではの問題について質問はほとんどあがらなかった。逆にいえば,女子だから進学を心配している,といったことはないようであり,これには安心した。対して保護者の方からは多くの質問をいただき,まだ情報が行きわたっていないことを実感した。本事業は単年度予算なので2010年度以降の活動は未定だが,今年培ったネットワークを活用して,ゆるやかに連携していくことでは合意がとれている。お世話になった先生方,皆さまに感謝したい。

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