進学相談の場を提供,"理学部サイエンスカフェ@駒場"
教務委員長 茅根 創(地球惑星科学専攻 教授)
理学部サイエンスカフェ@駒場のポスター
2008年12月12日(金),駒場キャンパスコミュニケーションプラザにおいて,理学部サイエンスカフェ@駒場を,教務委員会・広報委員会共催で開催した。各学科や男女共同参画のデスクに,教員,大学院生,学部生が待機し,訪れた駒場生の質問に答えるもので,岡前教務委員長のもとで昨年から始められ今回は2回目である。前週の12月4日(木)には,数理科学研究科大講堂において学部ガイダンスが行われたが,サイエンスカフェでは,学生の進学に関する疑問に直接答える場を提供している。
参加した学生は200名前後。質問は,進路や就職,カリキュラム,進学振り分け,学部や大学院での生活など,具体的な内容が多く,担当教員,学生は,多様な質問のひとつひとつに丁寧に回答した。今回は,南部陽一郎博士のノーベル賞受賞直後ということで,途中,柳田教授に博士の業績解説の講演をお願いした。
学生の進学先選びの決め手は,自らの関心や適性とともに,就職やポスドク問題が大きなウェイトを占めるようになった。理学部の教育内容や卒業後の進路を学生に直接説明する機会を設けることは重要である。ガイダンスも含め,参加くださった教員,ご支援くださった事務の皆様に心から感謝申し上げたい。