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グローバルCOE「未来を拓く物理科学結集教育研究拠点」の採択

内田 慎一(物理学専攻 教授)

「グローバルCOE」2年目にあたる平成20年度は,東京大学から10拠点が採択された。理学部・理学系研究科に関係する「数学・物理学・地球科学」分野からの採択は「数学新展開の研究拠点」(数理科学研究科)と,ここに紹介する「未来を拓く物理科学結集教育研究拠点」の2つであった。

本拠点は,理学系と工学系の二つの21世紀COEを融合的に発展させ,大学院教育の一層の充実を目指す。拠点には,理学系研究科(天文学専攻と物理学専攻),工学系研究科,新領域創成科学研究科の物理学に関連した専攻が結集している。関連部局として,宇宙線研究所,物性研究所,生産技術研究所,先端科学研究センター,数物連携宇宙研究機構を含み,教員350名,博士課程学生400名におよぶ巨大研究拠点が形成されたことになる。大学院生,とくに博士課程学生の生活・研究基盤を充実させ,「基礎科学の礎としての物理学の深化と展開を担う人材の育成」,「グローバル社会を先導する物理人材の育成」,「産業の変革と創造を担う物理人材の育成」を3本の柱として拠点事業を展開する。

物理学は,自然現象の根源を探求する学問であるとともに,新技術を開拓し新産業を創出する上で根幹となる知と技の源泉である。東京大学は,現在,世界に傑出した数と質の物理科学の研究者群を擁しており,世界の研究をリードし,広く基礎学術分野から産業界まで,優れた人材の供給源となっている。一方で,分野の高度化,専門化が極端に進み,問題を俯瞰的にとらえ本質を見抜く力を鍛えることがこれまで以上に重要となってきた。そのために,東京大学の研究水準,規模,人的資源を最大限に活用し,基礎・応用分野の融合をはかり,キャンパス外との交流・体験を通じ,博士課程大学院生に「発想の次元の拡大」を促す教育・研究プログラムを実行するのがこのCOE拠点である。

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