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ASSW2021科学セッション「テーマC: 北極の気候力学、ID:102: 北極の氷河・氷床: 過去、現在、未来」 参加報告

専門家派遣 会議報告書
公開日:

報告者:青木輝夫(国立極地研究所/雪氷課題)

このセッションは、(1)北極の氷河、氷帽、グリーンランド氷床における氷の力学、質量収支の条件、及び氷河気候プロセス、(2)北極域における第四紀後期の氷河の前進と後退の時空間パターンの復元などの分野からの発表を目的に開催されました。ほとんどの発表は温暖化の影響による質量収支やエネルギー収支の変化に関するもので、一部に年代決定法に関する技術的な研究に関するものがありました。注目すべき発表はJakob Abermann氏によるAlfred Wegenerのグリーンランド内陸探検(1929-1931)の記録に関するもので、20世紀初頭の温暖期の影響が表面積雪密度に見られ、過去の貴重な記録が掘り起こされました。

もう一つのMartyn Tranter氏によるグリーンランドの生物学的暗色効果に関するレビューでは、この分野の最新成果について分かりやすく解説されました。氷河の中流域よりも末端域の方が明るく見える理由について質問に対しては、融解量が多く、堆積物が流されるためと回答されました。私たちも関心を持つこの現象に対するひとつの仮説として、興味深いです。私たちはグリーンランドの自動気象観測装置データによる表面熱収支解析と融解量の推定値を示し、気候インデックスとの関係を述べました。

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