公開シンポジウム「コロナ時代におけるフィールドワーク教育をめぐって」
世界保健機関によって、Covid 19 感染症(以下、コロナ)がパンデミックと認定された後、我が国でも緊急事態宣言が出されるなど、社会生活に大きな変化をもたらした。多くの研究者が働く場である大学は2020 年度前期の授業を全面的にオンライン化するなど、教育研究にもコロナ禍は影響を与えている。本シンポジウムでは、大学の文化人類学及び関連分野の研究者が直面している問題の一つとして、フィールドワーク教育を今後どう行っていくか、について検討する。海外はもとより国内の移動も制限された状況のなかで、例えば学部生向けのフィールドワーク実習は根本的な変更が余儀なくされている。大学院教育においても、フィールドワークによる調査の意義を再考しなければ、学位論文を執筆する院生への助言がままならない事態になっている。こうした現実に対応せざるをえない諸問題について様々な立場からの意見交換をすることで、今後の人類学フィールドワーク教育のあり方を展望したい。
イベント概要
日時 | 2020年9月19日(土)13:00-15:00 |
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開催地 | オンライン開催 |
対象 | どなたでも参加していただけます |
定員 | 300名(先着順) |
プログラム |
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申込み | 参加申し込みフォーム 参加無料・〆切は9月13日午後5時(最大300名) 当日はYoutubeで同時公開 >>公開先リンク |
問い合わせ | 東北大学東北アジア研究センター(高倉浩樹)(022-795-6009 事務室) |
備考 | 主催:日本学術会議地域研究委員会文化人類学分科会 共催:日本文化人類学会、日本学術会議統合生物学委員会自然人類学分科会、日本学術会議地域研究委員会地域研究基盤強化分科会 後援:日本人類学会 |