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東京大学では、10の学部において学部教育を行っています。東京大学の学部教育の重要な特徴は、最初の2年間(前期課程)はリベラル・アーツ教育として、幅広い科目を学び、のちの専門分野の学習・研究に必要となる基礎的な知識・技能・方法を身に付けることにあります。そして、3年次、後期課程10学部へと進学し、専門分野の研究を行うこととなります。
東京大学の学部に入学するには、2つの方法があります。 1つは、日本の高等学校を卒業した学生を対象とした一般入試、もう1 つは、日本国外の高等学校を卒業した学生を対象とした外国学校卒業学生特別選考です。学部課程の授業の多くは、日本語で行われますので、入学の時点で十分な日本語能力を有していることが必要です。
外国学校卒業学生特別選考(第1種)は、日本国の永住権を有さない外国人を対象とした入学選考です。この選考により入学した学生は、前期課程の定める要件を満たせば、後期課程では出願時に希望した学部/学科へ進学することができます。
入学案内ウェブサイト
PEAKは、東京大学の伝統的なリベラル・アーツ教育のカリキュラムに基づいた学部教育課程です。PEAKの学生は、前半の2 年間リベラル・アーツの科目を学んだ後、「国際日本研究コース」、「国際環境学コース」のいずれかへと進むこととなります。入学にあたり日本語の知識は必要ありませんが、カリキュラムには日本語学習の必修授業が組み込まれています。PEAKは、基本的に日本語以外の言語で教育を受けた学生に門戸が開かれています。
PEAKウェブサイト
GSCは、海外の大学学部課程を2年以上修めた学生を理学部3年次に受け入れる編入学プログラムです。2年間の課程を修了したのちに、学士(理学)の学位が授与されます。講義はすべて英語で行われ、コース生には、奨励金支給、宿舎提供、TAやチューターによる学習・生活支援などのサポートを行っています。
GSCウェブサイト