地域医療支援病院
地域医療支援病院とは
- 他の医院やクリニック(診療所)から紹介された患者さんへ医療の提供
- 病院施設、機器等の共同利用の実施
- 救急医療の提供
- 地域の医療従事者の資質向上を図るための研修の実施
以上を通じて、かかりつけ医(近隣の医院やクリニック)の先生方を支援する能力を備え、地域の医療の確保を図る上でふさわしい構造設備等を有する病院として都道府県知事が承認するものです。
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患者さんへ
地域医療支援病院には大きな特徴として皆さんが通院している近隣の医院やクリニックのかかりつけの先生(以下かかりつけ医)の紹介により、当院で診療を受けずに当院にある高度医療機器の利用をしていただき、かかりつけ医に診療と診断をしてもらうことや、同様に入院ベッドだけの利用をしてもらうことが出来ます。当院は常に最新の医療技術を患者さんへ提供できるよう準備をしております。
当院の共同利用出来る医療機器
- CT・CT造影
- MRI・MRI造影
- リニアック・RI(核医学治療装置)
- 超音波診断装置
- トレッドミル(運動負荷心電図検査)
- 胃カメラ・大腸カメラ・カプセル内視鏡等 内視鏡システム
- 胃バリウム・注腸バリウム
- 睡眠時無呼吸症候群検査
- 血管造影装置(消化器・循環器・脳血管)
- マンモトーム(画像ガイド下で使用する乳房専用吸引式組織生検システム)
- 大腸ポリペクトミー(大腸ポリープ切除)
以上の検査をかかりつけ医師の診療を受けながら手近で受けられます。
窓口は地域医療連携室となります。入院や、外来診療のための紹介受入れも従来通り行います。待たせず検査を行うために予約制となっておりますので、かかりつけ医師にご相談ください。
救急医療の実績
救急部は充実された設備により、救急患者の受入れは平成18年度から救急車だけで毎年2500台近くの受入れを行い、現在では8つの診療科が札幌市二次救急、けが・災害二次救急当番としておよそ月の2/3を救急当番としてこの体制を維持しております。患者の受入れから、入院・手術・集中治療センターへの移動までをスムーズに行うために救急部から専用のエレベーターも設置され患者さんへのプライバシーにも配慮しております。
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集中治療室
医療従事者の方へ
当院では、各種症例検討会、研修会、講演会を開催しております。参加者は随時募集しておりますのでご希望のテーマ等がありましたらお申込み下さい。