2018年4月 - 2021年3月
温度受容において膜タンパク質機能を制御する機能性脂質の同定と解析
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
1.ショウジョウバエの温度嗜好性を評価する行動解析装置を用いて、ショウジョウバエ幼虫を対象にした温度走性行動解析の立ち上げを行った。以前の所属研究室で使用していた機器の情報をベースに、所属機関の技術課と連携して同等のものを作製した。実際にアルミプレート上でリニアな温度勾配を確立するために条件を検討し、生理的な温度範囲でいくつかの温度設定を決定した。さらに手順に改良を加え、その詳細について論文を作成してJournal of Visualized Experiments誌に投稿し、採択された。
2.コントロール株およびいくつかの脂質遺伝子欠損株の幼虫を用いて温度嗜好性を検討した。まず野生型が想定した温度走性を示すのかを評価し、18-28°Cの範囲では概ね安定した結果が得られることを確認した上で、MAGリパーゼの変異体を用いて同条件下で評価したところ、野生型とは異なる温度嗜好性を示すことを確認した。この結果を平成30年度に米国で開催されるThe 59th Annual Drosophila Research ConferenceおよびThe 13th Japanese Drosophila Research Conferenceにて報告した。現在、さらなる検討を進めている。
3.様々な温度条件での温度走性を検討し、コントロール株の選別と飼育条件(餌およびインキュベーターの温度)を最適化した。低温選好性を示す脂質代謝遺伝子の変異株を同定し、その表現型の確認と関連する遺伝子の変異体を用いた検討を進めている。
4.温度走性に関与する脂質関連遺伝子の候補を新たに検索するためのストラテジーおよびプロトコルを作成している。感覚神経をタイプ別に単離する手法を開発した研究者と討議し、具体的な手法について実施準備を進めている。
2.コントロール株およびいくつかの脂質遺伝子欠損株の幼虫を用いて温度嗜好性を検討した。まず野生型が想定した温度走性を示すのかを評価し、18-28°Cの範囲では概ね安定した結果が得られることを確認した上で、MAGリパーゼの変異体を用いて同条件下で評価したところ、野生型とは異なる温度嗜好性を示すことを確認した。この結果を平成30年度に米国で開催されるThe 59th Annual Drosophila Research ConferenceおよびThe 13th Japanese Drosophila Research Conferenceにて報告した。現在、さらなる検討を進めている。
3.様々な温度条件での温度走性を検討し、コントロール株の選別と飼育条件(餌およびインキュベーターの温度)を最適化した。低温選好性を示す脂質代謝遺伝子の変異株を同定し、その表現型の確認と関連する遺伝子の変異体を用いた検討を進めている。
4.温度走性に関与する脂質関連遺伝子の候補を新たに検索するためのストラテジーおよびプロトコルを作成している。感覚神経をタイプ別に単離する手法を開発した研究者と討議し、具体的な手法について実施準備を進めている。
- ID情報
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- 課題番号 : 18K06495
- 体系的番号 : JP18K06495