2005年4月 - 2008年3月
統計的地震予測研究の新展開:統計モデルによる地震活動計測と地殻応力変化の詳細解析
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(A)) 基盤研究(A)
主要な結果の概要。
統計科学的モデリングに関する成果:(1)大地震直後の余震の欠測は極めて甚だしいので,本震直後1日経って確率予報が気象庁から出されているのが現状であるが,今回の成果として本震直後数時間から1日以内のリアルタイム確率予測の実用化を可能となる基礎を与えた。(2)確率的除群法による前震の特徴について(3)点過程とくにETASモデルの2次「残差」についての理論的考察。(4)時空間ETASモデルの改善についてなど。(5)ETASモデルをはじめとする各種点過程解析についてのソフトウェアを発刊公表し、関係研究者・実務者の利便を図った。
統計地震学的な研究結果:ETASモデルによる解析によって,(1)2003年十勝沖後の余震,2004年釧路沖の地震の余震および北海道東部内陸地域の地震活動の異常の関係,(2)地震福岡県西方沖地震の10年前からの九州地方とその周辺の地震活動異常と地震福岡県西方沖地震の前駆すべりとの関係,(3)地震福岡県西方沖地震の余震の静穏化と最大余震の関係および博多湾におけるオフフォールト地震活動の静穏化との関係などを論じた。さらに(4)初期地震波による大地震発展に関するリアルタイム確率予測(5)丹波地域の微小地震活動における周期性と地球潮汐との関係について研究を遂行した。(6)2004年新潟県中越地震の前の周辺部の地震活動と国土地理院GEONETによるGP...
統計科学的モデリングに関する成果:(1)大地震直後の余震の欠測は極めて甚だしいので,本震直後1日経って確率予報が気象庁から出されているのが現状であるが,今回の成果として本震直後数時間から1日以内のリアルタイム確率予測の実用化を可能となる基礎を与えた。(2)確率的除群法による前震の特徴について(3)点過程とくにETASモデルの2次「残差」についての理論的考察。(4)時空間ETASモデルの改善についてなど。(5)ETASモデルをはじめとする各種点過程解析についてのソフトウェアを発刊公表し、関係研究者・実務者の利便を図った。
統計地震学的な研究結果:ETASモデルによる解析によって,(1)2003年十勝沖後の余震,2004年釧路沖の地震の余震および北海道東部内陸地域の地震活動の異常の関係,(2)地震福岡県西方沖地震の10年前からの九州地方とその周辺の地震活動異常と地震福岡県西方沖地震の前駆すべりとの関係,(3)地震福岡県西方沖地震の余震の静穏化と最大余震の関係および博多湾におけるオフフォールト地震活動の静穏化との関係などを論じた。さらに(4)初期地震波による大地震発展に関するリアルタイム確率予測(5)丹波地域の微小地震活動における周期性と地球潮汐との関係について研究を遂行した。(6)2004年新潟県中越地震の前の周辺部の地震活動と国土地理院GEONETによるGP...
- リンク情報
- ID情報
-
- 課題番号 : 17200021
- 体系的番号 : JP17200021