2021年4月 - 2026年3月
公的統計ミクロデータを活用したEBPM支援研究プラットフォームの構築
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
令和3年度においては、年初に設定した研究計画について、下記のような成果が得られた。
■しかくオンサイト拠点利用によるデータ分析への影響の検討:1)一般社団法人いのちを支える自殺対策センター(JSCP)の研究者と共に自殺統計ミクロデータの分析を実施、2)JSCPでのオンサイト拠点設置に協力、3)疑似ミクロデータ作成の回帰残差のブートストラッピングに基づく方法の再検討、4)統計的問題解決プロセスについてのサーベイ、5)ウェブ公開データを利用し、厚労省公開の全国の生活保護受給者の総数に関する月次・都道府県レベルのデータを利用した生活保護受給世帯の総数と厚生労働省発表の月次・都道府県レベルの自殺者数に関する分析、家計調査の都道府県ごとの実収入を利用したコロナ禍における実収入の増減と都道府県レベルの自殺者数の増減について分析した。
■しかく秘密分散処理データ分析環境の構築:1)がん登録情報を主な対象とし、詳細な地域情報の公開を可能とするk-匿名化アルゴリズムを開発・評価、2)GPS基準値に基づく地域分割を再帰的に実施するトップダウン方式の匿名化アルゴリズムの実現、3)攻撃者が知りうる準識別子情報について、安全性指標kをパラメータとする識別リスクを評価、4)機密性の高いデータを研究室等からリモートアクセスにより利用する安全性の検証・分析において、NTTコミュニケーションズ、和歌山県データ利活用センターと協働し、秘密分散・秘密計算を利用したデータ分析の検証に必要な試行準備、5)機密性の高い匿名データを利用した教育のため、公益財団法人統計情報研究開発センターと協働し、講義用テキストの準備を進めた。
■しかくWLB政策のための統計的機械学習による探索的データ分析:1)ウェブサイト上で公開されている家計調査と家計消費状況調査を使用し、緊急事態宣言以降の消費動向の変化を検討した。
■しかくオンサイト拠点利用によるデータ分析への影響の検討:1)一般社団法人いのちを支える自殺対策センター(JSCP)の研究者と共に自殺統計ミクロデータの分析を実施、2)JSCPでのオンサイト拠点設置に協力、3)疑似ミクロデータ作成の回帰残差のブートストラッピングに基づく方法の再検討、4)統計的問題解決プロセスについてのサーベイ、5)ウェブ公開データを利用し、厚労省公開の全国の生活保護受給者の総数に関する月次・都道府県レベルのデータを利用した生活保護受給世帯の総数と厚生労働省発表の月次・都道府県レベルの自殺者数に関する分析、家計調査の都道府県ごとの実収入を利用したコロナ禍における実収入の増減と都道府県レベルの自殺者数の増減について分析した。
■しかく秘密分散処理データ分析環境の構築:1)がん登録情報を主な対象とし、詳細な地域情報の公開を可能とするk-匿名化アルゴリズムを開発・評価、2)GPS基準値に基づく地域分割を再帰的に実施するトップダウン方式の匿名化アルゴリズムの実現、3)攻撃者が知りうる準識別子情報について、安全性指標kをパラメータとする識別リスクを評価、4)機密性の高いデータを研究室等からリモートアクセスにより利用する安全性の検証・分析において、NTTコミュニケーションズ、和歌山県データ利活用センターと協働し、秘密分散・秘密計算を利用したデータ分析の検証に必要な試行準備、5)機密性の高い匿名データを利用した教育のため、公益財団法人統計情報研究開発センターと協働し、講義用テキストの準備を進めた。
■しかくWLB政策のための統計的機械学習による探索的データ分析:1)ウェブサイト上で公開されている家計調査と家計消費状況調査を使用し、緊急事態宣言以降の消費動向の変化を検討した。
- ID情報
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- 課題番号 : 21H04403
- 体系的番号 : JP21H04403
この研究課題の成果一覧
MISC
3講演・口頭発表等
5-
Hiroe TsubakiForum "Math-for-Industry" 2023 -Mfi 2.0- 2023年8月31日 招待有り