HOME > データベース
データベースの概要
バーチャルスライド
月次アクセス解析

バーチャルスライド(概要)

またこれらの研究に加えて、夏のセミナーおよび関連する企画を通して、医学生、医師、コメディカルスタッフのための教育・研修に適宜活用してきています。さらに最近では、これらの膨大かつ精緻な病理標本をバーチャルスライドシステム機器によって高精度デジタルデータに変換し、『医学研・脳神経病理データベース』を構築しているところです。ICT(information and communication technologies;情報コミュニケーション技術)の恩恵により、ユビキタスな教育・研修ツールとなります。

ユビキタスな教育・研修・診断システムの開発

バーチャルスライド機器は平成18年の厚労省補正予算などにより、全国のがん拠点病院に約90台が導入されました。この機器はガラス標本を高精度にデジタルスキャンする画期的なツールであり、データーサーバーにパソコンからウェブ接続することで、遠隔地との双方向性の情報のやりとりができます。診断困難症例の画像を遠隔から閲覧することによりテレパソロジー(遠隔病理診断)も可能となります。また、豊富なデジタルデータを集積することにより、データベースとしての利用も可能です。

バーチャルスライドとは?

  • ガラス標本を高精度デジタルスキャンする装置
  • 全国に約100台導入(厚労省の政策)

バーチャルスライドで何ができるか?

  • 保管するガラス標本のデジタル化によるデータベース作成
    • 科学研究費・研究成果公開促進費(データベース)を取得
    • 医学研にはデジタル化できる約5,000例の脳病理標本の蓄積
    • 本邦最大の脳病理デジタルデータベースになる予定
  • データベースを教育・研修に活用
    • 遠隔からアクセスできるデジタル学習コンテンツ(e-learning)
    • 全国の医学教育の教材、生涯教育研修カリキュラム
  • 遠隔病理診断サポートに活用
    • 病院に機器があれば、遠隔でも医学研からアクセスして診断できる
    • 病院に機器がなくとも、データベースを電子教科書として診断できる

バーチャルスライド化の流れ

様々なシーンでのユビキタスな利活用のポテンシャル

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /