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五輪2大会連続入賞の三浦龍司、日本クロカンで2度目V狙う世界陸上3000M障害も見据え田中希実は同時開催の福岡クロカンを欠場

2025年02月21日 18:03(Updated:2025年02月21日 19:20)

陸上の日本選手権クロスカントリー(22日、福岡市・海の中道海浜公園)に出場する有力選手が21日、同市内で記者会見した。

シニア男子(10キロ)にエントリーした三浦龍司(SUBARU)は「順調に練習ができている。優勝を目指して頑張りたい」と、順大1年時の2021年以来となる2度目の頂点に意気込んだ。

昨夏のパリ五輪男子3000メートル障害で8位に入り、東京五輪から2大会連続で入賞を果たした。「世界のレベルは上がっているが、自分も成長して食らいついている状況だと思う」と、大舞台での手応えを語る。

今年9月に東京で行われる世界選手権(東京)も既に同競技の参加標準記録を突破しており、代表入りが濃厚だ。クロスカントリーに挑む意義を問われ「大きな坂や細かい起伏など脚力が要る場面があり、3000メートル障害に似ている。しっかり勝負して東京につなげたい」と、意欲を燃やした。

昨年12月の全国高校駅伝で女子の1区区間賞を獲得し、長野東の優勝に貢献した真柴愛里(2年)は、U20(20歳未満)女子(6キロ)に出場。「全国の強豪と競り合う走りをして、手応えをつかめるようなレースにしたい」と、力走を誓った。

今大会は来年1月に米フロリダ州タラハシーで行われる世界クロスカントリー選手権の代表選考を兼ねている。

◆だいやまーく田中希実は欠場

同時開催の福岡クロスカントリー大会シニア女子(2キロ)に出場予定だった田中希実(ニューバランス)は、インフルエンザのため欠場が決まった。パリ五輪1500メートルと5000メートル日本代表の田中は昨年の大会を6分21秒で制し、2連覇を目指していた。(山崎清文)

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