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「永遠の課題だ」ソフトバンク緒方理貢、球団から示された途中出場の評価は 開幕前支配下入りで1軍完走 600万円アップで更改

ソフトバンクの緒方理貢外野手(26)が27日、福岡市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、600万円増の年俸1300万円でサインした(金額は推定)。

今季開幕前に「育成三銃士」の一員として、支配下選手登録。開幕1軍をつかむと、一度も降格することなく、1軍で完走した。86試合に出場し、打率1割7分3厘、4打点、4盗塁。出場86試合の内訳は、スタメン9、代打4、代走35、守備38と途中出場(77試合)がメインだった。緒方は「考えていたよりは(アップが)少なかったけど、いろいろ説明を受けて自分の中でも納得したのでサインしました」と話した。

1年間、1軍で過ごしたが、スタメン出場が少なく、増額も限定的となった。「守備固めとかの評価は『永遠の課題だ』と言われた。あまり上がらないのは自分も理解しています。やっぱりスタメンでいってなんぼの世界なので。評価はしてもらいましたけど、やっぱり頭からいった方が(評価は)高いという説明は受けました」と球団との交渉の一端を明かした。

今季から就任した小久保裕紀監督も途中出場が主な役目の選手の重要性を説き、彼らの査定アップを球団に要望していたという。三笠杉彦ゼネラルマネジャー(GM)は「反映しています。なかなか記録に残るところではないので、査定担当がワンプレーごとに評価している。球団としては精いっぱい評価している」と説明した。

もちろん、点差が開いた場面と僅差では査定のポイントは異なってくる。三笠GMは「緊迫した場面でのプレーというのは、ポイントは高くするようにしている。局面の重要度はわれわれの視点の中にも入っていて、そこで計算をしていくという形にはなっている」と話した。ただ、打率、本塁打、打点のように分かりやすい数字が出にくい〝職場〟であることも事実だ。緒方は「(来季は)今年よりも試合数により多く出ること。やっぱりスタメンでいかないと難しいと思うので、スタメンを狙ってやっていきたい」と来季を見据えていた。(小畑大悟)

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小畑 大悟

小畑 大悟

記者

1982年生まれ。大分県中津市出身。 2007年入社。運動部、折尾支局、東京支社(西武担当)などを歴任。 2022年2月から再び「タカ番」を担当。 スポーツ経験はバスケットボール。趣味はランニング。

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