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だいやまーくソフトバンク0―3日本ハム(18日、みずほペイペイドーム)

4年ぶりのリーグ優勝へラストスパート、とはならなかった。ソフトバンクは3点を追う9回2死一、二塁、川瀬晃が左飛に倒れ、今季11度目の零封負け。対日本ハム6連敗と、ポストシーズンに不安を残す黒星となった。日本ハム先発の伊藤大海には今季4敗目。小久保裕紀監督は「走者を背負ってピンチになってからの球が全然違った」と相手エースをたたえるしかなかった。

近藤健介が右足首捻挫で離脱し、復帰時期は未定。山川穂高の後を打つ5番打者が定まらない。17日の正木智也に代わり、18日は今季初めて中村晃を5番に起用したが、打線はつながらなかった。チームで9安打を放ちながら、あと一本が出ず、指揮官は「スタメンも含めてちょっとこれから考えます」と頭を悩ませた。

打線の苦境に追い打ちを掛けるように、この日先発の大関友久をアクシデントが襲った。1失点でしのいでいたが、6回開始前の投球練習中に背部の異変を訴えて緊急降板。倉野信次投手コーチは「来週(の先発)は難しいと思っている」と説明。チーム3位タイの8勝を挙げる左腕の離脱となれば大きな痛手だ。

優勝へのマジックは5のまま。短期決戦へ不安は募るが、小久保監督は冷静だ。好救援のオスナや木村光を挙げ「いいところはいいところである」。本拠地で歓喜の胴上げを迎えるためにも、後ろを振り向く暇はない。(鬼塚淳乃介)

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鬼塚 淳乃介

鬼塚 淳乃介

記者

大谷翔平や守護神・オスナと同い年。 2019年の入社後、日田支局を経て、2022年からソフトバンク担当。 趣味はサウナと食べ歩き。熊本県出身で、ロアッソ熊本のサポーターとして遠征することも。

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