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ソフトバンクにトレードで加入したアダム・ウォーカー外野手(32)が30日、福岡市のペイペイドーム内で入団会見を行った。

トレードマークのドレッドヘアーから短髪に〝イメチェン〟して新天地に乗り込んだ。「髪形を大きく変えたことでイメージはすごく変わったと思うけど、自分の中ではフレッシュスタート、リセットのつもりでさっぱり髪を切りました」と笑みを浮かべた。

来日1年目の2022年は巨人で124試合に出場し、23本塁打。ただ、守備面の不安もあり、23年は57試合で6本塁打にとどまった。DH制のあるパ・リーグに移籍し、出場機会は増えそうだ。「打撃だけではなく、守備も練習したいし、走塁も含めて完璧な選手として頑張っていきたい。DHもあるけど、守備も練習して頑張っていきたい」と力を込めた。

22年に巨人で同僚だったポランコは、ロッテに移籍した23年にパ・リーグの本塁打王にも輝いた。移籍で結果を残した好例に続きたい。ウォーカーは「ポランコ選手とはすごく仲が良くて、去年は素晴らしいシーズンだったと思う。今年に関しては仲良くいい感じにホームラン王を争いながらシーズンを楽しく迎えられたら良いな」と誓った。

数字の目標には変則的な「30―30」を挙げた。「数字としては毎年ホームランを30本、二塁打を30本、打点もたくさん稼ぎながらという目標がある。とにかくチームの勝利に貢献できるように全力でプレーするという意識。結果として勝利に貢献できれば結果もついてくるはず」と表情を引き締めた。新加入の山川とともに右の長距離砲として期待がかかる。(小畑大悟)

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小畑 大悟

小畑 大悟

記者

1982年生まれ。大分県中津市出身。 2007年入社。運動部、折尾支局、東京支社(西武担当)などを歴任。 2022年2月から再び「タカ番」を担当。 スポーツ経験はバスケットボール。趣味はランニング。

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