―17日に西武の渡辺GMに連絡した。

「GMに連絡、僕の方からさせていただいたのですが、10年間ありがとう、と、感謝していると(言っていただきました)。最初の3年間、僕は2軍生活だったので、そこは苦しんだけど、本当に優勝に貢献してくれて本当にありがとうと言っていただきました。僕の方からも最後の最後で迷惑をかけてしまって、本当に申し訳ないと。ただ、10年間の中で今の僕があるのも充実した野球生活を送れていたのも全てライオンズさんのおかげですと、その気持ちは伝えました」

―移籍の理由は。

「三笠GMに優勝したいと、戦力になってくださいと、強く言っていただいたのが一番の決断理由になります。自分もその言葉を聞いて、覚悟を持って決断しました」

マイナスからのスタート

―世間からは厳しい声もある。

「厳しい声が上がるのは当然のことだと思っています。僕も野球で結果を出したから、許してくださいとは思っていないです。僕自身が根本から変わらないといけないと今思っていますので、とにかく僕にできることは目の前の一つ一つの行動とか言動に自覚や責任を持つことだと思っています。それ以上のことは僕はできないので、今はそれに徹していくと思っています」

―球団からはホームランの期待が大きい。

「球団からホームラン、打点、チームの勝利につながるバッティングというのを求められていると思います。ですが、僕自身、マイナスからのスタートだと思っていますので、そういった欲を出さずに目の前の今日一日、一歩一歩やっていけたらいいのかなと思っています」

ホークスは本当に最大のライバルと思っていた

―ソフトバンクのこれまでの印象は。

「本当に最大のライバルだと思いながら僕は絶対にホークスには負けないと強い気持ちでここに来た時も西武ドームでやる時も臨んでいましたし、とにかく僕たちが優勝を経験した時も最後の最後までソフトバンクさんが最大のライバルになっていましたので、対戦相手としてはワクワクする相手だったと思います」

―事前にソフトバンクの選手へ連絡は。

「どこまでが事前の話なのかと考えますけど、嶺井選手とか、日本代表では牧原(大)選手は特に一緒にいる時間が長かったので、連絡をくれたりもしてくれました。代表やオールスターなどでしゃべったことのある選手はいますが、これからはいろんな選手、いろんな人としっかりコミュニケーションを取れたらいいなと思います」

【次ページに続く】小久保新監督への思い

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西スポ

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