出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化させるための「現役ドラフト」が8日、非公開で開催され、ソフトバンクには日本ハムの左腕・長谷川威展投手(24)が加入することが決まった。今季、イースタン・リーグで最多勝(8勝)のタイトルを獲得した。ソフトバンクからは水谷瞬外野手(22)が日本ハムに移籍する。

2度目の「現役ドラフト」を終え、ソフトバンクの三笠杉彦ゼネラルマネジャー(GM)が取材に対応した。獲得した長谷川については「投手を中心に二遊間ができる内野手と考えていた。(長谷川は)左のスリークォーターで中継ぎとして。(左の中継ぎは)層が厚くないところなので、チャンスはあると思う」と説明した。

放出の決まった水谷については「十分に期待していた。現役ドラフトのルール上、バランスというかね。いい選手を供出すれば(指名の)順番が早く回ってくるというルールだから、そのバランスの中で判断した」と語った。

昨年12月、初開催された「現役ドラフト」ではソフトバンクから大竹が阪神に移籍。大竹は今季12勝を挙げ、阪神の日本一に大きく貢献した。三笠GMは「大竹君、細川君と活躍している選手を見て、全体の印象としては、積極的に選手を出す球団が増えたとないうイメージはあります」と話した。

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西スポ

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