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ソフトバンクはレギュラーシーズン最終戦だった9日のオリックス戦(京セラドーム大阪)に敗れ、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)を本拠地で開催できる2位を自力で確定させられなかった。10日の楽天―ロッテ戦(楽天モバイル)の結果を待って、今季の最終順位およびファーストSの対戦相手と球場が決まる。

ロッテしろまる→ロッテ戦(ZOZOマリン)

ロッテしろさんかく→ロッテ戦(ペイペイドーム)

ロッテくろまる→楽天戦(ペイペイドーム)

ソフトバンクはどのパターンが一番、望ましい結果なのだろうか。まずは2位を死守して、本拠地開催をつかみたいところだ。今季ペイペイドームでは64試合で36勝28敗と8個の貯金をつくっている。熱い声援に後押しされる本拠地でのホームコートアドバンテージに加え、1勝1分けでも突破できるなど上位チームに優位なレギュレーションとなっている。

今季の対戦成績は、ロッテとは12勝12敗1分けの五分。ペイペイドームでの8勝4敗に対し、ZOZOマリンでは4勝8敗1分けで、互いにそれぞれの本拠地で大きく勝ち越している。

一方、楽天には10勝14敗1分けと負け越している。これは敵地の楽天モバイルでの1勝9敗1分けが大きな要因。ペイペイドームでは8勝3敗と勝ち越している。こちらもホームのアドバンテージは明らかだ。

以上を考えると、やはり本拠地でのファーストSが望ましいのは一目瞭然。ソフトバンクファンにとって、ロッテの白星だけは望まざる結果と言えそうだ。

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小畑 大悟

小畑 大悟

記者

1982年生まれ。大分県中津市出身。 2007年入社。運動部、折尾支局、東京支社(西武担当)などを歴任。 2022年2月から再び「タカ番」を担当。 スポーツ経験はバスケットボール。趣味はランニング。

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