◆だいやまーくロッテ7―3西武(2日、ZOZOマリンスタジアム)

西武のドラフト4位ルーキー青山が5回から自己最長の3イニング投げ、無安打無失点、5奪三振と完璧なリリーフを披露した。

変化球が厳しいコースに次々と決まった。5回はこの日本塁打を放っていた石川をスプリットで空振り三振。6回には本塁打王争いでトップに立ったポランコに全球直球で挑み、左飛に打ち取った。「チームとして今年スプリットでポランコにやられていたので、真っすぐで押すぞと。ちょっと力んで抜けたりしたんですけど、何とか打ち取れたので良かった」と胸をなでおろした。2イニングを想定していたが、7回も続投。危なげない投球を披露。「ストライクが取れていたので、楽に投げることができた」と笑顔を輝かせた。

亜細亜大では冬場に1日200球投げ込み、先発も抑えもこなしていた。投げる体力には自信がある。その上で亜細亜大の生田前監督から「無事之名馬。いくら成績が良くてもけがしたら意味がない」と常に指導され、プロ1年目の目標は「体の柔軟性を上げて1年間投げ抜く」と設定した。

3月31日のオリックスとの開幕戦でいきなり抑えを任されて失敗したものの、3戦目の4月2日に再び9回に登板し、プロ初セーブをマーク。8月13日のロッテ戦では初先発も任されるなど、立ち位置を問わずフル回転した。

39試合に登板して1敗3セーブ、1ホールドで防御率2・96。西武の投手で1年間一度も出場選手登録を抹消されていないのは平井と青山だけだ。

松井監督は「大学生と違って常に試合があるわけで、1年を通してやれたのは自信になったのでは。いろんな役割をしながら、1年間やりきれたのは良かった」とねぎらった。

総括を求められた青山は「明日もあるので。明日行けるように準備します」と3日の今季最終戦での登板も想定。その上で「今季は良い経験をさせてもらった。だいぶ自信を持って投げられるようになってきた」と胸を張った。

• 「しっかりと受け止めます」侍ジャパンの支柱、西武・源田壮亮が再び世界の頂を見据え奮起誓う【プレミア12】

  「しっかりと受け止めます」侍ジャパンの支柱、西武・源田壮亮が再び世界の頂を見据え奮起誓う【プレミア12】

  2024年11月25日 00:00

• 侍ジャパン 2番手隅田知一郎が執念の三者連続三振 伝家の宝刀チェンジアップが冴える【プレミア12】

  侍ジャパン 2番手隅田知一郎が執念の三者連続三振 伝家の宝刀チェンジアップが冴える【プレミア12】

  2024年11月24日 20:58

• 西武が元ソフトバンクの仲田慶介を育成選手で獲得「支配下登録を勝ち取りレギュラー争いに」

  西武が元ソフトバンクの仲田慶介を育成選手で獲得「支配下登録を勝ち取りレギュラー争いに」

  2024年11月24日 12:58

• 決勝〝前哨戦〟台湾戦に勝利も、侍ジャパンの西武・古賀悠斗の表情が晴れない理由【プレミア12】

  決勝〝前哨戦〟台湾戦に勝利も、侍ジャパンの西武・古賀悠斗の表情が晴れない理由【プレミア12】

  2024年11月23日 23:37

西スポ

現在記事はありません。