西武は12日、2023年シーズンのチームスローガン「走魂(そうこん)」に見合うプレーなどでチームに貢献した選手を表彰する「走魂賞 supported by こんにゃくパーク」の5月分の受賞者に1軍から鈴木翔平外野手(25)、2軍は渡部健人内野手(24)が選出されたと発表した。
鈴木は5月13日の楽天戦(ベルーナドーム)の4回2死満塁から走者一掃となる逆転三塁打を放って勝利に貢献した。盗塁成功率10割をキープしている走塁面のほか、守備面で俊足を生かした球際の強さなども評価された。鈴木は「三塁打はチームにすごい勢いをつけるので、いい一打だった。走塁は一つでも前に行く意識を持っています。アグレッシブにいっていい方向にいけば勝利にもつながる」と強調した。
渡部は打者走者として存在感を示し、安打でも凡打でも一塁への全力疾走を継続し、その姿勢がチームを鼓舞したことが評価された。
現在1軍で活躍している渡部は「アウトになるまでしっかり走るのは当たり前。小さな子どもたちが見ているので、そのお手本となるようにずっとやっていきたい」と話した。
「走魂」は松井稼頭央監督(47)が野球の原点と考える「走る」と、勝負の世界で相手に向かっていく「魂」を組み合わせた造語。走魂賞は、チームに貢献したプレーなどがあった選手を松井監督やコーチが複数選出。その中からファンクラブ会員の投票で受賞者を決める形式で、毎月実施している。
松井監督は「鈴木は次の塁を狙う姿勢があり、印象深い三塁打だった。ベッケン(渡部)は本当に抜かないで一塁まで全力で走る。そういう意味でふさわしい選手」と2人を評価した。
両選手には賞金のほか、副賞として同賞のスポンサー契約をしているヨコオデイリーフーズ(群馬県甘楽町)で製造・販売されているこんにゃくを中心とした食品が贈られた。
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