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Workload Partition

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(2023年1月)

Workload Partition(ワークロードパーティション、WPAR)は、オペレーティングシステムレベルの仮想化技術のソフトウェア実装の1つである。IBM AIX 6.1 の機能として登場し、アプリケーションの独立した実行環境や、資源管理の機能を提供する。

概要

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WPAR(複数形はWPARs)は、ソフトウェアによるパーティション(区画)で、AIXの1つのインスタンスより作成され、またその資源を共有する。WPARは、AIX 6.1 がサポートする全てのSystem pおよびPower Systemsで複数作成できる。WPARには、システムWPAR とアプリケーションWPAR の2種類がある。

システムWPAR

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システムWPARは、LPARや完全に分離されたシステムに似ている仮想システム環境である。WPARはそれぞれの、ファイルシステムやユーザー、グループ、ログイン、ネットワークスペース、管理ドメインなどを持つ。全てのWPARは、同一のグローバルAIXカーネルを共有する。

アプリケーションWPAR

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アプリケーションWPARは、1つまたは複数のアプリケーションプロセスのための、軽量の仮想環境である。

Live Application Mobility

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Live Application MobilityはWPARの拡張であり、稼働中のワークロード(業務)を、1つの物理マシン(筐体)から他の物理マシンに移動できる機能を提供する。この機能は、ハードウェアの更改や計画停止などに非常に便利である。AIX 6.1 TL(テクノロジー・レベル)04からは、NFSに加えてSANも使用可能となった。

関連項目

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外部リンク

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全体
プラットフォームの
仮想化
(仮想マシン)
ハードウェアレベル
ソフトウェアレベル
言語レベル
リソースの仮想化
CPU
メインメモリ
ディスク装置
ネットワーク
その他
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