現在のバージョンの gtk-gnutella は良好に動作していますが、最新の Gnutella 規格には追い付いていません。Gnutella の "主要プレイヤー" (LimeWire, BearShare, Shareaza, Gnucleus, Xolox) は Partial File Sharing (部分ファイル共有、gtk-gnutella はクライアント側では実装されていますが、サーバ側ではまだです)、ツリーハッシュや GUESS と呼ばれる UDP クエリー方式を実装しています。他に可能性のある面白い機能には XML クエリー・スキーム (例えば、ファイルの題名やサイズ、ジャンルでの検索)、magnet: リンクおよびダウンロード・プロキシがありますが、今現在 gtk-gnutella はこれら全てが未実装です。訳者註: これらの内容は古くなっています。実装済みの機能を確認するには、ニュースページの変更履歴を御覧下さい。
現在の中心開発者である Raphael Manfredi と Richard Eckart は実に多大な作業を行っていますが、Richard は大学が忙しく Raphael には仕事と家族があります。従って彼らがコードを実装する時間は限られています。gtk-gnutellaはオープンソースですから、これを改良するには個々人に負っているという訳です。
さて、重要な質問があります:
もしどれかに当てはまるなら、開発者向けのメーリングリストへ登録してそこに何かメッセージを下さい。すぐにコードを書き始めずに、他に同じ機能を実装するのを手伝いたい人がいるかどうか確かめた上で、その人達とチームを組んで下さい。開発者への HOWTO
も御覧下さい。
最新の開発版を手に入れるには、gtk-gnutella の SVN リポジトリーが利用できます。 警告: この開発版ですが、現在のバージョンは不安定であったり、あなたのマシンではコンパイルすらできないかもしれません。ただファイルの差分に関して興味があるならウェブ上のリポジトリーを御覧下さい。
SVN からファイルを取得するには以下のコマンドを打って下さい:
svn co https://gtk-gnutella.svn.sourceforge.net/svnroot/gtk-gnutella/trunk/gtk-gnutella gtk-gnutella
gtk-gnutella の開発を手伝いたいなら SourceForge プロジェクトのページを訪ねて下さい、ここで gtk-gnutella-devel メーリングリストに登録してパッチをポストできます。バグの報告や機能の要望はバグ追跡システムへ出して下さい、よろしくお願いします。