大山 聡

グロスバーグ代表

おおやま・さとる/グロスバーグ合同会社代表。1985年東京エレクトロン入社。96年から2004年までABNアムロ証券、リーマンブラザーズ証券などで産業エレクトロニクス分野のアナリストを務めた後、富士通に転職、半導体部門の経営戦略に従事。10年よりIHS Markitで、半導体をはじめとしたエレクトロニクス分野全般の調査・分析を担当。17年9月に同社を退社し、同年10月からコンサルティング会社Grossberg合同会社に専任。

「半導体不況は必ずやってくる!」深刻な不足が続く中でも識者が断言する理由

2022年3月22日

「半導体不況は必ずやってくる!」深刻な不足が続く中でも識者が断言する理由

昨年から続く半導体不足が、さまざまな業界のサプライチェーンに影響を及ぼしている。なぜ半導体不足はこれほど深刻な状況に陥ったのか。その背景には、業界が抱える構造的な問題がある。また、旺盛な需要を前に、半導体特有の好不況の波を繰り返す...

TSMC誘致、本気度見せた政府と日本企業に感じる「温度差」の正体

2021年12月2日

TSMC誘致、本気度見せた政府と日本企業に感じる「温度差」の正体

半導体受託製造(ファウンドリー)世界最大手の台湾TSMCが、ソニーグループと共同で日本に半導体量産工場を設立すると発表した。背景には、日本政府からの積極的な誘致活動があった。しかし、政府の本気度に対して、民間企業には"温度差"があるよ...

台湾TSMCが半導体不足の自動車業界にとって「救世主」にならないワケ

2021年3月9日

台湾TSMCが半導体不足の自動車業界にとって「救世主」にならないワケ

コロナ禍での自動車の減産とその後の急激な回復を背景に、世界的に半導体が不足している。そうした中で、半導体製造を手掛ける台湾のTSMCに大きな期待が集まっているという報道を目にする。しかし、事態はそれほど単純なものではないというのが業界...

日立・富士通・NECがDX需要の波にイマイチ乗り切れない2つの理由

2021年2月22日

日立・富士通・NECがDX需要の波にイマイチ乗り切れない2つの理由

コロナ禍でDX(デジタルトランスフォーメーション)需要が高まっているといわれている。しかし、デジタルソリューションを打ち出す日系大手企業がその恩恵を十分に受けられているかといえば、疑問符が付く。その背景を米系IT企業と比較しながら考察...

スマートグリッド拡大で蓄電池産業が開花する「電力サービス市場」の誕生がトリガーに

2012年4月12日

スマートグリッド拡大で蓄電池産業が開花する「電力サービス市場」の誕生がトリガーに

震災後の電力需給の不安定さを知った日本は、欧米では一般的に使われる「スマートグリッド」について、ようやく意識するようになった。日本の電力網が"スマート"になることで、どのような産業や市場が生まれ、また、日本の企業にはどのように影響...

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