「ゴースト銃」規制、米保険会社幹部殺害で議論激化

3Dプリンターで製造した武器が急増、追跡ほぼ不可能
有料会員限定
記事をクリップ
URLをコピー
記事を印刷
Xでシェア
Facebookでシェア
はてなブックマークでシェア
LINEでシェア
noteでシェア

米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループ幹部が先週射殺された事件を受け、容疑者が使用したと警察が発表した自作拳銃と消音器を巡る議論が激化している。ニューヨーク市警(NYPD)のジョゼフ・ケニー刑事部長によれば、ブライアン・トンプソン氏を殺害したとされるルイジ・マンジョーネ容疑者は、ペンシルベニア州アルトゥーナで9日に逮捕された際、9ミリ拳銃と消音器を所持。その一部は3Dプリンターを使って製造されたとみられている。警察はまた、「ゴーストガン(幽霊銃)」(シリアル番号のない自家製の銃器)とよばれるこの拳銃が、マンハッタンにあるホテルの外で発生した事件で使用されたとみている。ペンシルベニア州のジョシュ・シャピロ知事は9日の会見で、「自分の意見が最も重要だと考える人物が、違法なゴーストガンを使って他人を殺害することなど、わたしだけでなく、誰も容認すべきではない」と発言している。

特集
儲かる農業2025 日本の夜明け
トランプ復権 激変する世界
小説・昭和の女帝
化学サバイバル!
あなたにおすすめ

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /