ウクライナ危機で加速する原油価格の高騰、第3次オイルショック到来か?

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現在のガソリン価格を170円としたとき、
それが第2次オイルショック時の
ガソリン価格(現在値換算)に占める割合

現在のガソリン価格を170円としたとき、それが第2次オイルショック時のガソリン価格(現在値換算)に占める割合*筆者試算

ロシアのウクライナ侵攻で原油価格が高騰し、日本を含む世界経済に大きな影響を及ぼし始めている。

2016年3月に109円だったガソリン1リットル当たりの小売価格(東京都区部)は、3月中旬時点で170円超で推移。1970年から現在まで、小売価格が最も高い値を付けたのはリーマンショック直前(08年8月)の182円だ。その次は第2次オイルショック時の177円(82年9〜12月)。

今のガソリン価格は、第1次オイルショック時を超え、第2次オイルショック時のピーク価格に近づいているので、今回は第3次オイルショックと言うべき危機的状況と判断するのは早計だ。所得や物価水準などは格段に伸びており、単純な比較はできないからだ。

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