皆様こんにちは。半年ぶりの投稿になります、医療ユニット開発の山口です。 正しくは医療ユニット「だった」人です。現在産休中により仕事の最前線から離れています。 常時寝不足のデバフがかかっていますがワタシは元気ですヨ。 さて、Kotlin には標準ライブラリに便利なツールが搭載されており、その中でも今回はスコープ関数の紹介とその用途の考察を行います。 定義 Kotlin のスコープ関数 (Scope functions) は、オブジェクトのコンテキスト内でコードブロックを実行することを目的とした高階関数です。*1 標準ライブラリとして定義されており、あるオブジェクトに対して呼び出すと一時的スコープを生成し、そのオブジェクトに名前なしでアクセスすることができます。 let, run, with, apply, also の5つが存在しますが、実際に使うのは let, run, apply, al