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恥ずかしながら、これまで黒澤明の映画を観たことがなかった。 というか邦画自体をほとんど観ない。 さらにモノクロ映画となれば画質も圧倒的に劣るわけで。現代の映画と比べれば退屈で冗長で、今でも評価が高いのは権威的なものに過ぎないのだと、そんな偏見すら持っていた。 だが連休にしたのに特に予定もなく、映画を借りに行ったのが昨日。ゲオでふと手に取ったのが黒澤明監督の『生きる』だった。 正直なんでそれを選んだのか自分でもよく分からない。白黒写真の中で、ぼんやりとブランコに揺られている男の姿が目に留まったからかもしれない。 最初の40分は率直に言ってつまらない。 主人公はどこにでもいるような市役所の課長で魅力はまるでない男。彼は市役所でただ淡々と意味のない仕事を繰り返すだけ。 この映画のプロットは実にシンプルだ。 ある日胃がんを宣告されて残された時間は約半年。 ただそれだけの話。 全編モノクロ。セリフは
剣kenn @hskenncutter 1938年にヒトラー・ユーゲントの代表団が来日し、3か月ほど日本各地を訪問したことがある。このときユーゲントの団員が日本で米と麦の二毛作が行われていることを知り、大変驚くと同時に日本の肥沃さを羨ましがったという逸話が残っている。 pic.twitter.com/SqhrmI8KhD 2021年04月03日 14:10:00 剣kenn @hskenncutter ヨーロッパ、特にドイツなどは寒すぎて稲作ができないこともあり、秋に麦の種を播いて初夏に収穫し、すかさず同じ場所で稲の田植えをして、秋にはまた米を収穫するという、日本の米麦二毛作などヒトラー・ユーゲントには全く想像もできないことだったのだろう。 2021年04月03日 14:14:00
褐色肌の人間として、既存のプリンセスを褐色肌の俳優を起用してリメイクすることは今を生きてる子供たちにとって本当に本当に本当に重要なことだと思う。だから褐色肌じゃない人が「原作に忠実じゃない」とか「それなら新しいものを作ればいい」といってるのを見ると悲しいです。シンプルに悲しい。— な (@Nappanonajanai8) 2025年3月22日 褐色肌の人間として、既存のプリンセスを褐色肌の俳優を起用してリメイクすることは今を生きてる子供たちにとって本当に本当に本当に重要なことだと思う。だから褐色肌じゃない人が「原作に忠実じゃない」とか「それなら新しいものを作ればいい」といってるのを見ると悲しいです。シンプルに悲しい。 上記の「な@Nappanonajanai8」氏による意見を「ぐお@guo241018」氏が引用し、下記のように不思議がっていた。 ごめんね。 僕は『自分の物語』を作る能力が無
今回初観賞。 非常に面白い。名作。といった声を耳にしていたので期待したものの...... 期待しすぎた。 これが観終えてまず思った、素直な感想だった。 話自体は確かに面白い。 物語の構造はわかりやすいし、タイトルの意味も掴みやすい。 丘の上の邸宅に住む重役である権藤が天国の住人で、スラム街のような貧民街に住む犯人が地獄の住人。 誘拐事件が起きて苦渋の決断を迫られる権藤の姿には迫真のドラマがあったし、犯人がどのような要求をしてどのようにしてお金を要求してくるのか等にはドキドキした。 そういったサスペンスのシーンは良かったし、権藤側の人間ドラマが重なるのも良かった。 でもさ、はっきり言うけど犯人の生活については、最後までよくわからないままだったんだよね。 後半になって彼は貧しい医学生だということがわかって、最後にようやく動機が語られる。 そこはいいんだよ。最後にようやく動機を語るって言うのはドラマチッ
───本作は映画『ソナチネ』(1993年)と同時期の、構想30年の作品だと。かつて北野監督のアトリエにはネタ帳が十何冊もあった記憶があるのですが、すでにあのころ、本作の構想やビジョンがあり、いつか映像化をと温めておられたのですか? あとあと調べるとそういうことになるんだけどね。 『ソナチネ』なんかの台本の中に『首』っていうタイトルがちっちゃく書いてあってね。だいたい本能寺の変には諸説も80ぐらいあるとか言われてるようなんだけど、明智光秀が織田信長を裏切った理由に、おいらなりの一つの仮説があって、それをおおまかに書きとめてあったわけ。 ただ、いずれ映画を撮ると想定した場合、極力、戦国三英傑(織田信長・豊臣秀吉・徳川家康)にはあまり語らせずに物語のある程度の筋道を示すような、例えばモブに考えた曽呂利新左衛門やら百姓の難波茂助みたいな狂言回しの配置を考えるのがなかなか大変で。 あと、羽柴秀吉って
K @Kazuhiro800 宮崎駿の「君たちはどう生きるか」を見に来たのだが、黒澤明の「夢」を見てしまった。 感想:すごい面白い。ただし映画館で観ないとな映画だと思う。 2023年07月14日 10:31:21 K @Kazuhiro800 最速上映に2,700円払って「ったくつまらねぇ映画見せやがって」と言うのも正直期待してたのだが、普通に面白かった。 これを動かすんか、ちょっとだけ映る背景にこんな絵描かせたのか、みたいな気の遠くなる手間もだけど、筋の通った狂人の妄想みたいなストーリー、すごい良かった。 2023年07月14日 10:44:29 noristan @gauche_celisto 宮崎駿監督の深層心理の中に引き摺り込まれたような作品だった。 生い立ちをご存じない方々には、一見、何のこっちゃと思われるかもしれない。それを抜きにしても、彼の全人生の集大成というほかない感想。 黒澤
最初にマイクを握った学生は「『天国と地獄』の竹内は誘拐犯かつ殺人犯ですが、目が離せないというか、かっこいいようにも感じました。魅力的な役作りのためにやっていることは?」と問う。山崎は「『天国と地獄』の場合、台本をもらって読んだときから、自分と役が重なる部分が多かった。当時の僕は不安神経症というか、自意識過剰というか、人の目を正視することができなかった。話している途中に顔が赤くなって、慌ててトイレに行くフリをして逃げたりもした」と明かし、「オーディションを受けたときは、三船(敏郎)さんとの対決シーンを演じました。黒澤さんが黒メガネを外して相手役になってくれたんです。普段でさえ人の目を見れないのに、あのシーンは見つめ合う場面で苦痛だったけど、黒澤さんの目がね。『大丈夫、不安だったら不安でいいし、今のままでいい』と受け入れてくれた。それで僕はずっと彼の目を見続けることができたんです。それだけでう
マンバ通信では、次の記事制作に向けてカンパ・寄付を募集しています。 少しのご支援でも大きな励みになります! 『どらン猫小鉄』 はるき悦巳『じゃりン子チエ』。この作品を全く知らないという人は世に多くない(特に関西においては)ことでしょう。 漫画としても有名ですし、高畑勲監督の劇場アニメ版も大傑作、また、「トラのふんどし ヒグマのパッチ......」という歌いだしのOP曲も印象的なテレビアニメ版については、本放送自体は81〜83年ですが、関西などでは夏休みとかになると何度も再放送をやっていたので、直撃世代でなくても「見たことある」という方は多いかと思われます(筆者も夏に親の実家へ帰省した際などよく見ました)。令和の2021年になってもサンテレビで再放送が行われましたしね。 で、そんな『じゃりン子チエ』に欠かせない名サブキャラクターといえば、チエちゃんの飼い猫・小鉄。人・猫を問わず作中最強クラスの強さで
映画『荒野の七人』のあらすじ・ネタバレ・解説・感想・評価から作品概要・キャスト・予告編動画も紹介し、物語のラストまで簡単に解説しています。 映画『荒野の七人』IMDbサイトにて作品情報・キャスト情報をご確認ください。 YouTubeで予告映像もご覧ください。 『運だぜ!アート』ツイッターアカウント 『荒野の七人』 (1960年製作/128分/アメリカ) 原題『The Magnificent Seven』 【監督】 ジョン・スタージェス 【製作】ジョン・スタージェス【製作総指揮】ウォルター・ミリッシュ【脚本】ウォルター・ニューマン【撮影】チャールズ・ラング【美術】エドワード・フィッツジェラルド【編集】フェリス・ウェブスター【音楽】エルマー・バーンスタイン 【出演】 ユル・ブリンナー スティーブ・マックィーン チャールズ・ブロンソン ジェームズ・コバーン ホルスト・ブッフホルツ ロバート・ボー
1990年、若き日のスティーヴン・スピルバーグとジョージ・ルーカスから、あこがれの世界の黒沢明監督へ「アカデミー名誉賞」! アカデミー賞は、そもそも、アメリカ人がアメリカで上映される映画の中から、素晴らしいと思うものを選んできた歴史があります ですから、 今日のように、アカデミー賞が世界的に有名になり、権威を持つようになって、 アメリカ以外の国の作品も、 ことに、英語ではない言語の作品も、扱うようになってきて、 私たち日本人も、その他の言語の国々の映画好きな人たちも、 これは嬉しいですよね アカデミー賞をとると、沢山の人が見てくれるし、 アカデミー賞を取ると、沢山の映画館で上映されます でも、古くから、 映画の世界には、日本人を尊敬し崇拝する文化がありました これです! 1990年の黒澤明監督のアカデミー賞名誉賞の授賞式の模様です youtu.be いやあ、素晴らしい動画ですよね スティー
1920年に神奈川県で生まれ、2015年9月にこの世を去った原。1935年にデビューしたのち日本映画を代表する女優として活躍してきた。本特集では、原の現存最古の出演作「魂を投げろ」や、アーノルド・ファンクに抜擢され出演した日独合作「新しき土」、黒澤明監督作「わが青春に悔なし」「白痴」や小津安二郎監督作「晩春」「麥秋」、成瀬巳喜男監督作「めし」「驟雨」、そして最後の出演作となった1962年公開作「忠臣藏 花の巻 雪の巻」など、22プログラム・計23本がラインナップされた。時代や作品ごとに変化していく原の魅力に触れてみては。 一般、シニア、学生の前売り指定席券は、チケットぴあで全上映回分を販売中。会場でのチケット販売は行われないのでご注意を。障害者ならびに国立映画アーカイブのキャンパスメンバーズを対象とした入場券は、各日の開館時より1階受付で発券される。 生誕100年 映画女優 原節子2020
×ばつ主演デンゼル・ワシントン 2024年2月9日 10:23 1602 105 映画ナタリー編集部 ×ばつ 1602 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 245 1146 211 シェア
荒野の用心棒というクリント・イーストウッド主演、セルジオ・レオーネ監督のマカロニ・ウエスタンが好きで、何度も視聴しています。 しかし考えてみれば、この映画はパクリでありまして、大ヒットした後に東宝に訴えられてしまいます。 イタリアの映画監督であったセルジオ・レオーネは日本の映画「用心棒」を見て、痛く感激し、これをリメイクして西部劇を作ることを考えました。 それが「荒野の用心棒」でこの作品は瞬く間に注目され、世界的にも有名になります。 当然そうなると東宝の関係者も黙っておられず、これは盗作だ!という訴えを起こしたわけですね。 その結果盗作であることは明白となりましたが、「荒野の用心棒」がとても面白い、ある意味元である「用心棒」よりも面白いと評する人も多いのです。 かくいう私も「荒野の用心棒」ファンですから、面白いということはわかっています。 でも考えてみればこれまで黒澤明監督の「用心棒」は初
5月、カンヌ映画祭でスパイク・リー監督の最新作が上映された。黒沢明の名作スリラー『天国と地獄』を、ニューヨークを舞台にリメイクした『Highest 2 Lowest』だ。久しぶりとなるデンゼル・ワシントンとのタッグ、そしてトランプ関税に揺れる映画界の状況について、監督は何を語ったのか。 18年ぶりでも息ぴったり スパイク・リー(68)とデンゼル・ワシントン(70)が最後にタッグを組んでから18年。2人にとって5作目となる共同プロジェクト『Highest 2 Lowest』がお目見えとなる。 リーがワシントンを俳優として発掘したわけではないが、彼にいくつもの当たり役を与えてきたのはたしかだ。5月20日、カンヌ映画祭で開かれた『Highest 2 Lowest』の発表記者会見で、リーはこう語っている。 「18年も間が空いたけれど、2人とも昨日のことのように感じられて驚いた。(中略)いまも息はあ
暦本純一著『妄想する頭 思考する手 』より 苦情ではない「クレーム」が妄想を形にする。黒澤明監督も実践した「"1行"の言語化」 業界を問わず、あらゆる人が「新しいアイデア」を生み出そうとしています。 ディープラーニングや人工知能(AI)技術の開発が進むにつれて、その競争はさらに激化していくはずです。 東京大学大学院情報学環教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所フェロー・副所長を務める暦本純一教授は、新著『妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方』(祥伝社)の中で、アイデアを出すために必要なのは「妄想」だと語っています。 「私たち人間は、いつも『新しいもの』を求めている。(中略)アイデアの源泉は、いつも『自分』だ。誰に頼まれたわけでもなく、むりやり絞り出したわけでもなく、自分の中から勝手に生まれてくるのだ。そう、それは『妄想』である。妄想から始まるのだ」 新しいものを生み出す
大谷翔平選手がプロ入り後初のキャンプに持ち込んだ愛読書で語られるイチロー、黒澤明、矢沢永吉、赤塚不二夫ら一流の考え方とは? Photo:Steph Chambers/gettyimages レビュー 人生に挫折と失敗はつきものだ。だからこそ失敗やトラブルをうまく避ける方法や逆境を乗り越える方法を知りたくなる。そんなときにぜひおすすめしたいのが本書『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』だ。大谷翔平選手がプロ入り後初のキャンプに持ち込んだ愛読書でもあると聞けば、ますます興味が湧く。 著者は子供の頃から「名言・金言集」の類を好んで読んでいたという。大人になってからは、ビジネス書や自己啓発書から、ピンチで役立つエピソードを手元に書き記してきた。本書はその中から厳選を重ねたエピソードで構成されている。しかも、クイズ王の著者ならではの「クイズ形式」で、一流の人たちの成功のエッセン
『シュレック』シリーズの人気者、ネコの"プス"を主人公にした映画シリーズ第2弾『長ぐつをはいたネコと9つの命』(公開中)。前作『長ぐつをはいたネコ』(11)から11年、プスの新たな物語はどのように誕生したのか。ドリームワークス・アニメーションのマージー・コーン社長が「観客の期待するプスを描きながら人気シリーズの新章となるような革新的な映画にしてくれる」と期待を寄せたジョエル・クロフォード監督とプロデューサーのマーク・スウィフトの2人にインタビュー!制作プロセスや本作に影響を与えた日本の映画やアニメへの想い、再タッグの感想などを聞いた。 マントと長ぐつがトレードマーク!お尋ね者の賞金首ネコのプス[c]2022 DREAMWORKS ANIMATION LLC. ALL RIGHTS RESERVED. プスは帽子に羽根飾り、マントと長ぐつがトレードマークのお尋ね者の賞金首ネコ。剣を片手に数々
NHK BSプレミアム4Kでは1月11日(土)より、日本映画の傑作の4Kデジタル修復版を連日放送。 放送されるのは ●くろまる黒澤明『羅生門』『乱』 ●くろまる小津安二郎『浮草』 ●くろまる溝口健二『雨月物語』『山椒大夫』『近松物語』 ●くろまる市川崑『雪之丞変化』 1月11日午後1:00からは俳優・高橋一生がMCを務める番組『三大巨匠 奇跡の名画』も放送されます。 <放送スケジュール> ■しかく「羅生門 4Kデジタル修復版」 監督:黒澤明 1/11(土)午後2:29〜 ■しかく「浮草 4Kデジタル修復版」 監督:小津安二郎 1/13(月)午後10:30〜 ■しかく「雨月物語 4Kデジタル修復版」 監督:溝口健二 1/14(火)午後11:33〜 ■しかく「山椒大夫 4Kデジタル修復版」 監督:溝口健二 1/15(水)午後11:32〜 ■しかく「近松物語 4Kデジタル修復版」監督:溝口健二 1/17(金)午前0:21〜 ■しかく「雪之丞変化 4Kデジタル修復
デンゼル・ワシントンの黒澤明リメイク『天国と地獄』9月5日配信決定 ─ スパイク・リー、A24が名作を再解釈 画像・映像提供 Apple 名優デンゼル・ワシントン&巨匠スパイク・リーによる黒澤明の名作『天国と地獄』を再解釈したApple Original Films『天国と地獄 Highest 2 Lowest』が、2025年9月5日よりApple TV+にて独占配信となる。日本国内からも視聴できる。 デンゼル・ワシントンとスパイク・リーはこれにて約20年ぶり5度目のタッグ。映画製作・配給会社A24が黒澤明の名作をリメイクした。 夢と欲望が渦巻く街・ニューヨークで起こるある誘拐事件をきっかけに、デンゼル・ワシントン演じる主人公キングが、人間の本質を問われる姿を描く、究極の心理サスペンス。キングは、ニューヨークで数少ない成功を手にした、"業界一の耳"を持つ音楽プロデューサー。そんな彼の元に突
この記事を読むのに必要な時間は約 6 分45秒です。 黒澤明監督 映画「天国と地獄」と横浜 故黒澤明監督といえば、映画界で一番有名な日本人と言っても過言ではないくらいの監督です。 その黒澤監督の映画「天国と地獄」の舞台といえば、昭和30年代の横浜です。 黒澤明監督 映画「天国と地獄」と横浜 黒澤明監督とは? 黒澤明監督と言って、知らない人がいるだろうか?とも思いましたが、若い方はご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので、念の為ご説明をさせていただきます。 あの有名な黒澤明監督の映画「天国と地獄」の舞台となったのは、横浜でした。 アメリカの「アカデミー名誉賞」を受賞している数少ない日本人です。 黒澤 明(くろさわ あきら、1910年〈明治43年〉3月23日 – 1998年〈平成10年〉9月6日)は、日本の映画監督、脚本家、映画プロデューサーである。第二次世界大戦後の日本映画を代表する監督で
英BBCの過去番組を紹介するFacebookアカウント「BBC Archive」は、1986年に放送された黒澤明監督のインタビュー映像を公開しています。番組『Arena』で黒澤明は、『七人の侍』を基にした米国の映画『荒野の七人』について「根本的に間違えているよね、脚色の仕方がね」と語っています。
生き様と死に様 「生きる LIVING」のあらすじ 「生きる LIVING」の感想 黒澤明監督の「生きる」を無料で見る方法 www.youtube.com 生き様と死に様 黒澤監督の「生きる」と今村昌平監督の「楢山節考」は私の死生観の大きな影響を与えた映画です。両方とも大学生の頃、映画館で見て、生き様という言葉があるように「死にざま」というのもあるのだと痛感したのを思い出します。 この映画は、黒澤監督の「生きる」をノーベル賞作家である「カズオ・イシグロ」の脚本でリメイクしたものです。現在、劇場公開されているので、ご興味がおありの方は是非足を運んでみてください。 「生きる LIVING」のあらすじ 死んだように淡々と生きていた公務員の老人ミスター・ウィリアムズが、自分の死期を知り、戸惑い愚行を行ないながらも、「生きることなく人生を終えたくない。」と、最後に自分のやるべきことを成し遂げようとす
「北野くんは余分なシーンをパッと切るよね」黒澤明を感心させた北野武の映画編集術。「うまく撮れないとこはカットしちゃおうって気持ちだけなんだけどさ」【『首』独占インタビュー】 | plenty of quality
映画「トラ・トラ・トラ!」の幻のシナリオに目をやる萩野正昭氏=11月5日午後2時27分、東京都渋谷区(大森貴弘撮影)日本海軍によるハワイ・真珠湾攻撃を日米双方の視点から描いた映画「トラ・トラ・トラ!」(昭和45年公開)。最終的な脚本は米ハリウッド主導で作られたが、当初日本側の監督を務めた黒澤明氏らが書いた「幻のシナリオ」がある。映画にすると6時間に及ぶ膨大な量で、日本人の手で開戦に至る経緯を詳細に描こうとしたとみられる。電子出版社のボイジャー(東京都渋谷区)は11月20日から、同社サイトでこのシナリオの無料公開を始めた。 原稿用紙960枚太字で「虎虎虎」と大書された表紙。脇には「準備稿」とある。200字詰め原稿用紙で960枚、全703シーンが描かれている。1つのシーンを30秒とすると、映画にして約6時間。脚本そのものではなく、事前の「シナリオ準備稿」とはいえ、あまりに膨大な量だ。
黒澤明監督による不朽の名作『生きる』(1952)が、イギリスでリメイクされた。サンダンス映画祭で絶賛された映画『Living(原題)』より、待望の予告編が海外公開されている。 オリジナル版『生きる』は、平凡で無為な毎日を送っていた市役所職員の渡辺勘治が、胃がんのために余命わずかであることを知らされたことから、自分の人生を反省し、"生きる"ことを考え直す物語。イギリスでリメイクされた『Living』では、1953年の第二次世界大戦後で未だ復興途上にあるイギリス・ロンドンが舞台に。主人公の公務員ウィリアムズは、官僚制度の歯車として無力に働き続けていた。そんな中、ウィリアムズは自らの余命を知らされたことから、自分の人生を見つめ直し、充実した人生を手に入れようと決意する......。 公開された予告編では、ウィリアムズが山積みの書類仕事を黙々とこなし、終業時刻になれば帰宅していくという、繰り返しの日々を過
『侍タイムスリッパー』主人公の高坂新左衛門 - (C) 2024未来映画社 自主制作映画ながら上映規模が全国153館に拡大され、SNSで旋風を巻き起こしている話題の映画『侍タイムスリッパー』を手がけた安田淳一監督がインタビューに応じ、手に汗握るクライマックスの撮影秘話や設定の裏話を解説した。(以下、映画のネタバレを含みます) 【動画】SNSで話題沸騰!『侍タイムスリッパー』予告編 『侍タイムスリッパー』は、『拳銃と目玉焼』『ごはん』に続く安田監督の3作目となる長編映画。落雷によって幕末から現代の時代劇撮影所にタイムスリップしてしまった会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)が、「斬られ役」としての第2の人生を歩むさまを活写した。時代劇パートは東映京都撮影所で撮影され、安田監督は脚本・編集など1人11役以上をこなしている。 ADVERTISEMENT 斬られ役として頭角を現していく主人公・高坂新
始めに 始めに 演出、ムード、ジャンル、背景知識 ロシア文学風のリアリズムの最高の達成 顔のない大衆であるところの農民 物語世界 あらすじ 登場人物 総評 黒澤の最高傑作 関連作品、関連おすすめ作品 参考文献 始めに 始めに 黒澤明監督『生きる』のカズオ=イシグロ脚本のリメイク公開が話題になっています。そこで今回は黒澤明の代表作であり最高傑作『七人の侍』についてレビューを書いていきます。 リンク 演出、ムード、ジャンル、背景知識 ロシア文学風のリアリズムの最高の達成 黒澤明は私淑したロシア文学の作家であるトルストイ、ドストエフスキーからの影響が顕著です。本作品はトルストイ『戦争と平和』に加え、ファジェーエフ『壊滅』の影響があります。ファジェーエフはソ連の社会主義作家で、『壊滅』はソ連における革命後のパルチザンの戦闘を描く作品で、その壊滅までが描かれます。 一方、黒澤の愛したトルストイ『戦争
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