国際技術協力・交流事業

本財団は海水の淡水化、下水・産業廃水の再生利用等「造水」に関する技術開発の成果を海外の水不足や水環境悪化に悩む国々に協力するため専門家を派遣したり、共同研究を行うなど技術協力を行っています。
また、海外諸国から政府要人や専門家を招聘し日本の造水技術についてのPRや技術研修を行うなど国際協力に務めています。
1.海外技術協力事業
1ハイブリッド方式海水淡水化(カタール)
2アフリカ地域プロジェクト研究「海水淡水化プロジェクト形成の可能性」調査
3イラク南部地域の石油精製施設等における地層水処理技術導入に関する共同事業
4インド国チェンナイ海水淡水化プラント建設事業準備調査
2.交流事業

1技術情報交流会議(インドネシア、マレーシア、フィリピン及び日本)
2造水技術に関する技術協力(台湾)
3造水技術者の派遣
セルビア国・フォローアップ協力「工業用水使用合理化及び排水再生技術」に係る調査

セミナー(セルビア国日本大使館)
3.造水技術に関する海外技術者研修
(1) 受託研修事業
1JICA集団研修(工業用水使用合理化及び廃水再利用)
2イラク水処理関連研修(H27)
(2) 造水技術者研修事業(独自事業)
本事業の目的は、それぞれの国における水環境における課題の把握、我が国の造水技術の紹介と海外普及、各国に適応可能な技術資料を提供、各国と日本企業との橋渡しです。
講義の内容は、排水処理・再利用及び海水淡水化の技術紹介(法、制度、規制についての講義含む)、地下水・井戸に関する技術研修(現場あり)等です。
1造水技術に関する海外技術者研修(日本における水処理技術) H23年〜継続
2研修事業の実績は、アジア、中東、アフリカ、南米、東欧地域である。研修期間は約2週間です。
講義の様子