グローバル・タックスの可能性 持続可能な福祉社会のガヴァナンスをめざして
地球規模問題を解決する新たな処方箋
著者 | 上村 雄彦 著 |
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ジャンル | 政治・法律 |
シリーズ | 哲学・思想 > MINERVA 人文・社会科学叢書 154 |
出版年月日 | 2009年11月20日 |
ISBN | 9784623055920 |
判型・ページ数 | A5・394ページ |
定価 | 定価4,400円(本体4,000円+税) |
在庫 | 在庫僅少 |
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加速する環境破壊、拡大する貧富の格差、終わりの見えない紛争、食糧不足や資源の枯渇、感染症の蔓延など、地球が抱える問題群は深刻さを増している。いかにしてこれらの問題を解決し、公共益の実現とともに、平和な社会(=持続可能なグローバル福祉社会)を創造できるか。本書は、現代世界における地球規模問題を解決するために、「グローバル・タックス」という処方箋を示し、新たなグローバル・ガヴァナンスの姿を検討する。
第I部 グローバル社会の課題とガヴァナンスの実際
第1章 脅かされる未来
第2章 グローバル・ガヴァナンスをめぐる分析枠組
第3章 グローバル市場の拡大と問題点
第4章 グローバル・ガヴァナンスの動向
第5章 対抗するグローバル市民社会
第II部 グローバル・タックスが切り開くグローバル・ガヴァナンス
第6章 グローバル・タックスとは何か
第7章 グローバル・タックスの導入へ向けて
第8章 グローバル・タックスの意義と課題
第9章 「ソフト・ガヴァナンス」の可能性
第10章 「ミドル・ガヴァナンス」の展開
第11章 「ハード・ガヴァナンス」の諸構想
終 章 グローバル・タックスの可能性
参考文献
あとがき
索 引