スイス独立史研究
スイス独自の国家・社会体制の成立過程を追究
著者 | 瀬原 義生 著 |
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ジャンル | 世界史 |
シリーズ | 世界史 > MINERVA 西洋史ライブラリー 82 |
出版年月日 | 2009年11月05日 |
ISBN | 9784623055319 |
判型・ページ数 | A5・410ページ |
定価 | 定価6,600円(本体6,000円+税) |
在庫 | 在庫僅少 |
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EUには加盟せず、16世紀以来永世中立を守り続けるスイス。国際的諸機関の本部が置かれ、最も安全な国として信頼が寄せられている国でもある。本書は、積み重ねられた研究成果から、ハプスブルク家の起源をひも解き、住民との闘争、州の自立運動を経て生まれたスイス国家の原型を追究する。また、宗教改革の展開を織り込みつつ、独自の社会体制に至った過程をあらためてたどる。
第I部 スイスの独立
第1章 ハプスブルク家の起源とその初期所領
第2章 原スイス誓約同盟の結成
第3章 スイス八州同盟の成立
第4章 スイス傭兵制の開花
第5章 シュヴァーベン戦争について
第II部 スイスの宗教改革
第6章 バーゼル市における宗教改革の貫徹
第7章 ツヴィングリ、ルターの聖餐論争
第8章 第二次カッペル戦争前後
補 論 シュトラスブルクにおける宗教改革の展開過程
資料 初期ハプスブルク家系図/年表/史料集・参考文献
あとがき
人名索引
事項索引
地名索引