今日、生活習慣の変化や高齢化による健康寿命の延伸が大きな課題となっており、健康づくりや疾病予防への取り組みが不可欠となっております。その中の一つとして、胸部X線撮影は結核等の様々な呼吸器系疾患における1次スクリーニングとして有効な手段であり、肺がんの発見にも繋がります。
この度、公益財団法人JKA2022年度検診車の整備補助事業を完了し、最新鋭の胸部X線デジタル検診車を導入いたしました。今まで以上に低被爆かつ高解像度のX線撮影が可能となるため、多くの方により良い検診を受けていただくことができます。早期発見のための集団検診を効果的に実施し、予防医療による公衆衛生向上に寄与することを目的としております。
従来型の胸部検診車と比較し、撮影時間の短縮に加えて低被爆のため、受診者様の負担を軽減することが可能となります。撮影画像においてもより高画質・高解像度のため診断制度の向上にも繋がります。
受診環境の改善・向上により今まで以上に良い検診を受けていただけることで、受診率の増加が期待できます。