月刊 経団連 新会員紹介 山陰酸素工業株式会社
資本金 | 1億3,000万円 |
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設立 | 1946年9月 |
従業員数 | 340人(2024年4月1日現在) |
本社所在地 | 〒683-8516 鳥取県米子市旗ヶ崎2201-1 |
事業内容 | 産業用・医療用ガス、LPガス・液化天然ガス(LNG)の製造および販売、電気の販売(小売電気事業者登録番号A0264)、ガス関連器材の販売、空調機器の販売、ガス供給設備設計・施工、住宅リフォームなど |
URL | https://www.sanin-sanso.co.jp/ |
当社は戦後間もない1946年9月、島根県松江市に本社を構え(現在の本社は鳥取県米子市)、ものづくりに必要不可欠な酸素の製造から事業を始めた。その後、取り扱うガス種も増加、産業用のみならず、医療用ガス、家庭用のLPガス、液化天然ガス(LNG)等の製造・販売へと事業を拡げた。供給エリアは、山陰の両県を中心に、現在では関東、関西、山陽、九州地方まで拡大しており、様々な高圧ガスや関連機器の販売、工事の施工を行っている。
近年は「防災」と「省エネ対策」を両立するサービスを拡充し、可搬性・備蓄性に優れたLPガスを使用する非常用発電機や、エネルギーの使用状況を可視化することでエネルギーコストとCO2の削減を最適化するEMS(Energy Management System)を取り扱っている。
また、エネルギー供給の担い手として資源の効率的な利用を追求するため、省エネ化や再生可能エネルギーの利用により自社の産業ガス充填工場をカーボンニュートラル化するなど、脱炭素化の実現に向けた取り組みも推進している。2023年3月には、既存事業の基盤強化と新規事業のさらなる創出加速のため、事業会社系では山陰初となるCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)推進室を設置し、脱炭素、エネルギー、DX領域において、山陰の地域課題解決に関連するスタートアップとの連携により新たな価値を提供し、循環させることを目指している。
地域における持続可能な経済活動を実現したい
並河 元
山陰酸素工業 社長
当社は、地域における産業・エネルギーインフラ事業を祖業とし、現在は「山陰酸素グループ」としてモビリティ事業(島根日産自動車など)、フードサービス事業(さんれいフーズなど)を展開し、地域の社会インフラ事業を営んでおります。ご承知の通り、地域経済、特に山陰地方は生産人口の減少、バリューチェーンの空洞化など、経済課題が顕在化しています。経団連への入会を契機に、地域経済の課題に向けたインパクト投資や柔軟な共創活動など多くの取り組みを通じて、地域活性化の一助になりたいと思っております。日本全体の経済活性化に寄与できるよう、様々な活動に前向きに参加させていただきたく、よろしくお願いいたします。