体も心も元気であるためには、陰陽が調和していることが大切です。
身体の各器官(内臓や組織など)が正常に働くための力・熱量や、血や体液などの循環・揺り動かす力
肉体そのものと、血や体液などの体の元気を維持するための栄養
陰陽両者は、均等にバランス良く有るということが重要で、それぞれが多すぎても少なすぎても、お互いの調和が保てず、病や不調のもとになります。
とよく言われることがありますが、漢方薬もきちんと症状を聞いて、 適切に薬を選ぶと、特に急性に発症したもの(風邪や痛みなど)はすぐに良い効果が得られます。
慢性化した状態ですと、体に必要な抵抗力や栄養が不足した状態で、治癒までに時間がかかる体の状態になっていることが多いです。
慢性病を治癒するための適切な漢方薬を選択すれば、体に必要なエネルギーと栄養を補うことになり、 対処療法とは違い、患者さんの本来持っていた病気に対する抵抗力を高め、元気に治癒していきます。