埼玉県では約26万事業所が活動を行っており、その中でも98%が中小事業所となっています。埼玉県の二酸化炭素排出量は民生部門事業系が全体の約15%(2012年)を占めており、基準年と比較し約42%増加しています。地球温暖化の影響は、高温化現象や異常気象など私たちの身近な問題となっています。将来の影響を緩和するためにも、省エネによる化石燃料使用量の削減や自然エネルギーの導入など二酸化炭素の削減に取り組むことが課題です。

埼玉県部門別二酸化炭素排出量の1990年度堆肥の経年変化(電力排出係数変動) 2012年度埼玉県の部門別二酸化炭素排出量の構成(電力排出係数変動)

出典)2012年度(平成24年度)埼玉県温室効果ガス排出量算定結果報告書(速報値)より

このような状況を踏まえ、当団体では、省エネ診断員が直接お伺いして、二酸化炭素の削減を始めとし、節電対策や光熱費の経費削減対策などについて技術的なアドバイスを行っています。診断を受けることにより、事業活動における運用改善などの効果をあげ、光熱費の経費削減とともに省エネによる二酸化炭素の削減を図ることができます。

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