アルコール感受性遺伝子検査キット
あなたのアルコール体質を遺伝子レベルでチェック
ご自身のアルコール体質を遺伝子レベルで知ることにより、単にお酒が強い(飲める)、弱い(飲めない)を判断するだけでなく、「どんな体質なのか?」を理解し、「飲酒による健康障害のリスク回避」に役立てることが大切です。
- 間違った飲酒
- 「アルコール依存性の広がり」や、「未成年者の飲酒の増加」などの問題点が指摘されており、また若者の一気飲みによる事故も後を絶たない状況にあります。これからの"問題飲酒"は基本的にお酒への理解不足による「誤使用」から生ずるものであり、お酒に対する正しい知識の不足が原因と考えられます。昨今20代前半の女性がお酒を飲む割合が増え、同世代の男性をしのぐことが厚生省の2008年の調査で明らかになっています。男女の飲酒割合が逆転している唯一の世代となっており、女性は男性よりも体重が軽く、肝臓も小さいため、アルコールの影響を受けやすく、依存性になりやすいといわれています。
検査に関するご質問・受診のご希望・ご予約は、今村病院健康管理センター TEL:0942-84-1238までご連絡ください。
2つのアルコール感受性遺伝子を分析します
- ADH1B遺伝子(アルコール脱水素酵素)
- ALDH2遺伝子(アルデヒド脱水素酵素)
アルコール感受性遺伝子はただ単にお酒が強い(飲める)・弱い(飲めない)を調べるだけの検査ではありません。
「どんな体質なのか?」「飲酒により、将来健康に対してのどんな悪影響がでやすいのか?」を分析します。
- ADH1B(1B型アルコール脱水素酵素)
- ○しろまるアルコールをアセトアルデヒドに変える酵素です。
○しろまるADH1Bの遺伝子体質(タイプ)によってアルコールの分解能力が異なっており、体質(タイプ)によって、「お酒が飲める体質か、飲めない体質かどうか」を判定します。
○しろまる酵素活性の判定は「低活性型」「活性型」「高活性型」の3タイプになります。
- ALDH2(2型アルデヒド脱水素酵素)
- ○しろまるアセトアルデヒドを酢酸に変える酵素です。
○しろまるALDH2の遺伝体質(タイプ)によってアセトアルデビドの分解能力が異なっており、体質(タイプ)によって、「お酒が強いか、弱いか、飲めないか、そして飲酒により健康への影響が高いか」を判定します。
○しろまる酵素活性の判定は「低活性型」「活性型」「高活性型」の3タイプになります。
[画像:アルコールの代謝について]
※(注記)アセトアルデヒドは毒性が強く、これらが蓄積(分解能力が弱いと)されると、顔が赤くなったり、
動悸が早くなったり、気持ちが悪くなったりします。
分析結果は9タイプ
検査結果が届くまで
[画像:【イメージ】検査結果が届くまで]
早期に「遺伝体質」を知り、「適量飲酒」をこころがけることで、「病気のリスク」を下げることが大切です。
適量を守れば、お酒は健康を後押しします。
家族やあなたを守る「アルコール感受性遺伝子」の検査をおすすめします。
検査に関するご質問・受診のご希望・ご予約は、
今村病院健康管理センター TEL:0942-84-1238までご連絡ください。
- 人間ドック
- 人間ドックは、病気の早期発見、病気の予防、病気にならないことを目的とした検査です。
- 特定健診
- メタボリックシンドロームに着目した特定健康診査です。特定健康診査・特定保健指導実施機関です。
- がん検診
- 婦人科検診、肺がん検診、腫瘍マーカー検診を行っています。
- 巡回バス検診
- 直接企業様へ訪問し健康診断業務を行います。
- 産業保健・産業医
- 企業従業員様の健康管理のお手伝いをさせて頂いています。
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