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SS-520 5号機による超小型衛星打上げ実証実験について

平成29年11月13日

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、SS-520 5号機による超小型衛星打上げの実証実験について、下記のとおり実施する計画としました。

実験期間 : 平成29(2017)年12月25日(月)〜平成30(2018)年1月31日(水)(実験予備期間を含む)
実験場所 : 内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県肝属郡肝付町)
実験予定日 : 平成29(2017)年12月25日(月) 10:00〜14:15(日本標準時)((注記))
実験概要 : 本年1月のSS-520 4号機の実験失敗に対する対策を施し、民生技術を用いたロケットによる超小型衛星打上げの実証について、再実験を実施します。
本実験は経済産業省 平成27年度宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)の採択をうけて実施するものです。

(注記) 実験予備期間中は打上げ日毎に打上げ時間帯を設定します。

参考

SS-520 5号機並びに搭載ペイロード(TRICOM-1R)について

SS-520 5号機について
SS-520 5号機主要諸元
(画像はSS-520 4号機のもの)
全長 9.54 m
直径 0.52 m(代表径)
全備重量 2.6 ton
燃料 固体燃料
段構成 3段式
打上げ能力 低軌道に4kg以上
打上げ場所 内之浦宇宙空間観測所
打上げ方式 ランチャ滑走方式
(吊下げ式)

SS-520 5号機は、観測ロケットとして運用しているSS-520に3段を搭載した改良型の小型ロケットです。



搭載ペイロードTRICOM-1Rについて
TRICOM-1R主要諸元
概要 超小型衛星
寸法 ×ばつ346mm(アンテナ部分除く)
重量 約3kg
軌道 近地点180k×ばつ遠地点1,500kmの楕円軌道
傾斜角 31度

TRICOM-1R(トリコム-ワン-アール)は、東京大学で開発された超小型衛星ほどよし3&4号機の実績を基にした次期衛星です。経済産業省宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業(民生品を活用した宇宙機器の軌道上実証)に採択されたことをうけて東京大学において開発されました。
地球を周回しながら地上端末から送られるデータを収集(Store)し、衛星が管制局上空に来た時にコマンドにより地上局にデータを転送(Forward)するStore and Forwardミッションや、搭載したカメラを用いた地球撮像ミッション、また、打上げ・軌道投入後ただちに自律的に地球撮像を実施して、地上との最初の通信で観測データを地上へ送る即時観測ミッションを行う予定です。

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