明治大学古代学研究所 プロジェクトの研究成果

都城 古代日本のシンボリズム
―飛鳥から平安京へ

吉村武彦山路直充 編 青木書店 版
2007年03月 発行 ページ 442P サイズA5 ハードカバー 定価 5,040円(4,800円+税)

浮かび上がる国家の姿 飛鳥の諸宮〜平安京、さらに難波・大津・紫香楽・恭仁など王室との関連の深い宮をはじめとして都城を通観。天皇の支配構造がいかに反映されていたのかを解明する。


I.飛鳥から京都へ
林部 均「飛鳥の諸宮と藤原京-都城の成立」
武田和哉 「平城京-都城の発展」
國下多美樹「長岡京-伝統と変革の都城」
網 伸也「平安京の造営-古代都城の完成」
上村和直 「平安京の変容と「京都」の成立」

II.都城周辺の宮と京
清水昭博「斑鳩からみた飛鳥-飛鳥時代前半期の斑鳩」
古市 晃「難波地域の開発と難波宮・難波京」
小笠原好彦「大津宮と大津京・紫香楽宮」
中島正「恭仁宮と京の実態」
古閑正浩「京外離宮の造営と都城制-竹原井頓宮と山崎駅・河陽離宮をめぐって」

III.古代王権と都城
佐々木憲一「国家形成と都市」
吉村武彦「古代天皇制支配と律令・宮都(覚書)」
近江俊秀「都城と交通」
山路直充「京と寺-東国の京、そして倭京・藤原京」
川尻秋生「平安京造営考」

コラム
稲岡耕二「飛鳥浄御原宮新京と人麻呂歌集」
永井路子「私が覗いた藤原京」
狩野 久「平城宮、京の保存に想う」
中尾芳治「長岡宮の朝堂院はなぜ八堂か」
村井康彦「平安京大内裏のうちそと」


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