明治大学古代学研究所 プロジェクトの研究成果

常陸の古墳群

佐々木憲一 編 田中 裕 編 六一書房
2010年02月 発行 ページ 348P サイズA4 カバー装
定価9,500円

本書は、明治大学古代学研究所主催シンポジウム「常陸の古墳群」(2008年7月)を基とした研究成果である。

常陸における古墳研究の学史、多くの図版、古墳・古墳群一覧表を加えた地域研究各分担者の論考、それらの成果を総括的にまとめた「常陸の古墳群」研究の集大成といえる論著。



はじめに
例言

佐々木憲一 序章 常陸の古墳文化理解のためにー序に代えてー

第1章 常陸における古墳研究の基盤
大塚初重 「常陸における戦後四半世紀の古墳研究」
茂木雅博 「常陸の古墳研究における方法と問題点」

第2章 地域研究
ひたちなか市
稲田憲一 「ひたちなか市域の古墳群」
水戸市
川口武彦 「水戸市旧水戸市域の古墳群」
田中 裕 「水戸市旧内原町域における古墳の群構成」
石岡市
曾根俊雄 「石岡市域の古墳群」
小美玉市
本田信之 「小美玉市旧小川町・美野里町域の古墳群」
佐々木憲一 「小美玉市旧玉里村域の古墳群」
かすみがうら市
千葉隆司 「かすみがうら市域の古墳群」
つくば市
石橋 充 「つくば市域の古墳群」
土浦市
塩谷 修 「土浦市域の古墳群」
石川 功 「霞ヶ浦沿岸の終末期古墳についてー土浦市内の事例を中心としてー」
石川 功 「土浦市域・桜川流域の後期古墳と円筒埴輪について」

第3章 常陸における古墳群の特質
(座談会) 「常陸の古墳群の地域的差異をめぐって」
田中 裕 「「常陸」というフィールドから「古墳群」を考えるー総括に代えてー」

あとがき
編者紹介
執筆者・協力者紹介


(C)2014 明治大学 日本古代学研究所

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