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複数条件に一致するデータを数える(COUNTIF,COUNTIFS関数):Excel関数の技

更新:2025年4月2日;作成:2007年4月14日

複数条件に合うセルの数をカウントする topへ

• ここで使用しているデータ
  
  B C D E
  2 氏名 性別 年齢 出席
  3 井上 男 20 ○しろまる
  4 石田 女 25 ×ばつ
  5 飯野 男 22 △しろさんかく
  6 内田 女 27 ○しろまる
  7 上村 男 30 ○しろまる
  8 榎木 女 34 ×ばつ
  9 小川 男 21 ○しろまる
  10 ○しろまる:出席 ×ばつ:欠席 △しろさんかく:未定

OR条件で一致するデータを数える topへ

• 【問題】出席が○しろまるまたは△しろさんかくのデータ数をカウントしなさい。
• 【解答例1】COUNTIF関数で求めることができます。
  =COUNTIF(E3:E9,"○しろまる")+COUNTIF(E3:E9,"△しろさんかく")
  またはセルを参照する場合は
  =COUNTIF(E3:E9,G3)+COUNTIF(E3:E9,H3)
• 条件を配列で指定することもできます。
  =SUM(COUNTIF(E3:E9,{"○しろまる","△しろさんかく"}))
  (注)この数式ではセル参照はできません。

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• 【解答例2】SUMPRODUCT関数を使ってカウントする事もできます。
  =SUMPRODUCT((E3:E9="○しろまる")+(E3:E9="△しろさんかく"))
  またはセルを参照する場合は
  =SUMPRODUCT((E3:E9=G3)+(E3:E9=H3))
  OR条件では条件式を「+」(プラス)でつないでいます。
  

AND条件で一致するデータを数える topへ

• 【問題】年齢が20以上かつ25以下のセル数を数える
• 【解答例1】COUNTIFS関数で求めることができます。
  =COUNTIFS(D3:D9,">=20",D3:D9,"<=25")
  または、セルを参照する場合は
  =COUNTIFS(D3:D9,">="&G3,D3:D9,"<="&H3)
  
• 【解答例2】COUNTIF関数で求めることもできますが、ちょっと面倒です。
  25以下のカウント数から20未満のカウント数を引くと考えれば、
  =SUM(COUNTIF(D3:D9,{"<=25","<20"})*{1,-1})
  としてカウントできます。
  • =SUM(COUNTIF(D3:D9,{"<=25","<20"})*{1,-1})
    =SUM({4,0}*{1,-1})
    =SUM({4,0})
    =4
    といった計算になっています。
• 同じく、20以上のカウント数から25を超えるカウント数を引くと考えれば、
  =SUM(COUNTIF(D3:D9,{">=20",">25"})*{1,-1})
  となります。
  • =SUM(COUNTIF(D3:D9,{">=20",">25"})*{1,-1})
    =SUM({7,3}*{1,-1})
    =SUM({7,-3})
    =4
    といった計算になっています。

• 関連するページ
  • カウント(COUNT)の関数の使い方
  • 条件に一致するセルをカウントする(COUNTIF関数,COUNTIFS関数)
  • SUMPRODUCT関数の使い方

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(追記) (追記ここまで)

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(追記) (追記ここまで)

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